瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

06年、クリスマスには歌を歌おう♪その4

2006年12月18日 20時36分38秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪

今回は『ポインセチア』について、お話しするわね。

これも柊同様、赤と緑のクリスマスカラーで、この季節になると必ず飾られる物だけど。
普及し始めたのは19世紀後半と、クリスマス・デコレーションに使われてる物の中では比較的新しいのだそうよ。

名前の由来は、この花の紹介者として伝えられているアメリカ人、J・R・ポインセット(1779~1851)。
初代メキシコ公使に任命された彼は、1825~4年間の滞在生活の中で、この花と出逢ったのだそう。
植物学に深い関心を持ち、メキシコの草花を研究していた彼は、母国にこの花を持ち帰って広く紹介したんですって。

花と言っても、あの花の様に見える赤い部分は実は葉っぱで、本来の花部分は中央の黄緑色した小さい物なのよ。

ポインセチアにはクリスマス所縁のこんな伝説が有るわ。


クリスマス・イブの夜、貧しい農家の子供が土地の教会の戸口に佇み、人々が飼い葉桶のイエス様に、豪華な贈物を持って集まって来るのを侘しく眺めていた。

そこへ天使が現れ、子供の耳元に囁いた。


「道端に美しい草が有る。あれを贈物にするといい。」と…


道端を見るとそれは、言葉通りの美しい物では無かったが、見た事も無い草が1本生えてるのが判った。

子供は言われた通り、その緑の草を手折り、教会へ行って他の人の贈物と並べ、飼い葉桶の傍に置いた。

教会に集まった人々は笑った。

子供がキリスト様に差し上げたのは、何の変哲も無いただの雑草だったのだから。

子供は酷く決り悪く感じて、さっと頬を染めた。

するとその赤い色が草の葉に映り、その葉までもが赤く染まった。

忽ち美しく変ったその花を見た人々は、自分達の振舞いを酷く恥じ、目にした奇跡に唖然としたという。


…以来この植物は、メキシコでは『聖夜の花』として知られるようになったとの事なの。

真冬に丁度良く葉を赤くする事から、その人気は他国にも広がり、今ではすっかりクリスマスにはつきものの植物となってるわ。



それじゃあ此処で4曲目のクリスマスソング♪



               【うれしい楽しいクリスマス】

うれしいうれしいクリスマス♪

カンカンカンカン鐘の音♪

子供の好ーきなイエス様のー♪

お産れなされたこの良い日ー♪

うれしいうれしいクリスマス♪

カンカンカンカン鐘の音♪



楽しい楽しいクリスマス♪

リンリンリンリン鈴の音♪

サンタクロースのお爺さんー♪

良い子を尋ねてソリの旅ー♪

楽しい楽しいクリスマス♪

リンリンリンリン鈴の音♪



うれしい楽しいクリスマス♪

リンリンカンカンクリスマス♪

子供の好ーきなイエス様のー♪

お産れなされたこの良い日ー♪

皆でお祝い致しましょう♪

リンリンカンカンクリスマス♪



作詞&作曲者は岡本敏明氏…「どじょっこだーの♪ふなっこだーの♪」というフレーズで有名な歌、『どじょっこふなっこ』の作曲者でもある方だそうよ。(作詞者は不明らしいの)

輪唱して歌えば、より楽しい歌になるわ。

今回は此処まで…それじゃあ皆、明日も楽しく歌いましょう♪




…日本ではポインセチアは第2次世界大戦後に流行するようなったそうな。
案外新しい植物だったのですなー。

歌の話ですが……「子供の好き」なのはイ○ス様より、どっちかっつうとサンタさんの方じゃないかな~~と…。
あ、「イ○ス様が子供好き」って意味だとか??(微妙な言い回しになるな…)(←罰当り)

曲を聴かして頂けるサイトさん(http://www.interq.or.jp/japan/k3j/children's%20song/winter%20song/ureshii%20tanoshii%20Xmas.htm)を見付けたんで、宜しければ御試聴下さいませ。(音が出ますんで気を付けて下さい



記事上の写真はパレスハウステンボスの正面出入口扉に飾られたクリスマスリース。
薔薇がパレスの前庭に在るローズガーデンを表してる様で綺麗。
…ポインセチアじゃなくて済みませぬ。(苦笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする