今日は令和はじめの「オーディオ」
岐阜市のサウンドハンターで
ラックスマン「真空管コントロールアンプ CL-1000」の試聴会があったので行ってきた。
高SNで中域の厚みとヌケの良さが魅力のJJ(スロバキア)製真空管E88CCを採用した2段増幅NFタイプ。
全国でもかなり早く試聴会が岐阜で行われたと思う。だから、カタログがまだできていないし、ネットでも確認できない状態なのだ。
これがCL-1000のパネル。
1975年発売の銘機C-1000をモチーフにデザインされている。
現代の他社製品と比べるとどうしても昭和感になってしまっている。これも好みではあるが。
正面のパネルは、3枚の肉厚アルミ材を組合せた立体的な造形になっていて3枚の板は後ろからネジで固定している。
紅いローズウッドのコの字ケースが特徴的で、色鮮やかな配色を施したピアノ塗装が綺麗。
使用真空管は、E88CC (JJ製・高信頼管) ×6本
全体のシステム
再生装置はCDプレヤー
スピーカー
●タンノイ Kensington 又は
●フランコ・セブリン Accordo
私の時はAccordoに変えられていた。本当はKensingtonで聴いてみたかった。
パワーアンプ
左が真空管式「MQ-300」 1,828,000円
右がステレオパワーアンプ「M-900u」 1,188,000円
M900uとの組み合わせで聴いてみたかったが、MQ-300がメインなので聴けなかった。
●ライン切り替えスイッチ
●高域と低域の調整スイッチ
E88CCを使用するBASS/TREBLE独立3段階周波数切替LUX式トーンコントロール搭載により、きめ細やかな音質調整が可能。
●中央にライン・ストレートON/OFF切り替え
信号系統に抵抗を直列に挿入しない、純度が高くエネルギー感にあふれ伸びやかな音質を実現。(ラインストレートON時)
●LOWCUTスイッチ
●STEREO/MONO切り替え
●ボリュームや音左右バランスなどのスイッチ
●ARTICUATOR
帯磁による性能劣化を防ぐ電源投入時に作動(マニュアル作動も可能)する発振周波数を使用した高精度アーティキュレーター(消磁機能)搭載。
●OUT PUT
UNBALと BAL切り替え
●入力はアンバランス4系統、バランス1系統の合計5系統、出力はアンバランス2系統、バランス2系統の合計4系統。(アンバランス・バランス切替式)
●電源ケーブルには、ノンツイスト構造の3.5mm²高純度OFC線と金メッキ仕上げのプラグを採用したJPA-15000(極性マーク付き)を付属。
内部回路(写真)
●セクションごとに仕切られた強固なボックス構造により振動とノイズを遮断し、さらにアンプ基板は制振ゴムによりフローティングしてある。
●出力はL/R独立の高い透磁率を誇るスーパーパーマロイコアを採用したトランスを使用。
●バランス入力にもL/R独立の高い透磁率を誇るスーパーパーマロイコアを採用したトランスを使用。
●アンプ回路の電源は、L/Rをブロックコンデンサーから別系統で分離する強力な定電圧回路構成により、セパレーションに優れ余裕ある供給を実現している。
CL-1000の製品特長となる音量調節機構は、新開発電子制御トランスアッテネーターLECUTAを採用。
新開発電子制御トランスアッテネーターLECUTA(Luxman Electric Controlled Ultimate Transfomer Attenuator / レキュタ)搭載。
34タップのトランスと対を成す34個のリレーを、音楽信号を通さないロントの位置情報検出用ボリュームノブで切替。
小音量時も音痩せを起こさないトランスによる音量調節機構。
音楽信号を通さないロントの位置情報検出用ボリュームノブ
ボリュームはカチカチと段階的に動く。
感想
どうしても音質がスピーカーの音色にかなり引きずられるのでアンプの音色が分りにくいのは正直な気持ち。
だが、あえて表現するならば
●真空管ならではの中域に厚みがある。
●SNが良い
●高音が伸びやかである。
という感想かな。
トラジスター・パワー・アンプとの組み合わせでどうなるのか興味津々である。一度聴いてみたい!
電気に関して素人なので、パーツ説明などで間違いがあるかもしれませんがお許しを。
まだ、カタログもないし、発売日もなんとなく4月末となっているが決まっていないそうだからね。
では、また。