ことばの宝箱

素敵な言葉を集めたら、毎日がキラキラ輝き出して・・・
私の小さな宝箱

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さよならの場所

2006年09月25日 19時47分24秒 | Weblog
あの日は、突然やってきた。 本当は分かっていて、気付かないフリをしていたのかもしれない。 君は、とても前向きだった。 いつも努力していた。 昨日より1つでも成長するために。 君は、いつも輝いて見えた。 どんどん成長していく君を、僕は見ていることしか出来なかった。 「一緒に頑張ろう!」 いつも君は僕を励ましてくれた。 でも、僕はいつも頑張っているフリをしていた。 追いつけないことを分かっていたの . . . 本文を読む
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夏の終わりに

2006年09月04日 19時47分30秒 | Weblog
『もうすぐ夏が終わる』 風鈴は思った。 『今年の夏は、特に短かった。』 奥さんは、毎年夏の始まりの風が吹くと、 風鈴を箱から出した。 そして、秋の始まりの風が吹くまで飾られていた。 しかし、今年は、まだ箱の中。 『蝉の声が聞こえる。もう、夏が来ているはずだ。』 風鈴は、夏が大好きだった。 青い空、白い雲、ひりひりする太陽、そして心地よい風。 風鈴は、大好きな夏を思い出していた。 『まだかなぁ。 . . . 本文を読む
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記憶

2006年09月01日 12時43分28秒 | Weblog
妻が突然、記憶を無くした。 夫のオレの事も忘れてしまった。 入院中、なぜか、紙で箸置きばかり作っていた。 結局、自宅に居た方が思い出し易いかもしれない ということになり、 記憶のない妻とよそよそしい二人の生活が始まった。 二人の思い出の品々を見せて、説明した。 これが、誕生日にプレゼントしたネックレス。 これが、君がくれた時計。 これが、二人で買ったテーブル。 でも、妻の記憶は戻らない。 . . . 本文を読む
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