先日、6年生のKohei君が、
海外から医療ロボットの研究で東北大学に来ている人と会うことになり、
「質問したいことを英語に直してみたので、チェックして下さい。」と、
ノートを持って来た。
彼の夢は、アメリカの大学に行き、医療ロボットの研究開発をすること。
まさに、彼の夢を実現している人と会う機会を得、ワクワク、ドキドキである。
さっそくノートを見てみみると、
「ふ~むっ・・・・・・。」
どうもGoogle翻訳かなにかで出てきた英文が・・・・・。
「Kohei, まず自分で書いた日本語の質問を、どうすれば英語にかえられるか
ちょっと考えてみようよ。」
ネイティブジャパニーズの日本語を英語に翻訳すのではなく、
どうすれば、今の自分の英語の力で質問できるか、
日本語のレベルを、そちらに合わせてみようよ!と、話してみた。
すると、いつも使っている英語で自然と質問が作れた。
今の自分が理解できる英語で質問を投げかければ、
それに合わせて、相手も理解できる英語で答えてくれるはず。
そして1週間、
ドキドキ真っ赤になりながら、自分で質問してきたという報告を聞いた。
自分の力で質問して、答えを聞き出してきた。
これこそ本当のコミュニケーション力である。
誰かに通訳してもらったんじゃなく、自分の目、耳、口、手、表情
すべてを使って伝えたんだ。すごい!
よくやったね!
これからも、自分を信じて夢に向かって頑張っていってね。
Yukiko