カキオコ?ツアーに参加した土曜日に
ひいばあちゃんの訃報が届きました。
小康状態を繰り返していたので
母もちょっと家に帰ってこようかと
弟と見守りを交代したその隙に亡くなったそうです。
覚悟はしておりましたが日曜の朝は
そそくさとジテ友さんにごあいさつをして
ひいばあちゃんの元へ向かいました。
カキオコ?ツアーに参加してくださったみなさまには
お気遣いさせてしまったかもしれませんが
家族だけで見送るつもりだったのが
盛大な通夜をしてもらった感じで
ワタクシ的にはとても感謝しています。
いつもさみしさは後からわいてくるものですが
みなさんが一緒にいてくれたことで
悲しみもいい思い出に変わると思います。
弟いわく
「あんたらが悲しむのが嫌じゃけん
いない隙を狙ったんじゃろ!」
そうかもね。
人に気を遣わせたくない人だったからね。
もうずっと何年も施設に入って寝たきりになって
話も出来ない状態だったけれど
私は小さい頃ひいばあちゃんが大好きだった。
おかんはガミガミ叱るばっかりだったけど
ひいばあちゃんに叱られたことはほとんどない。
蜂の巣を落としに行くみたいな危険なことをして
弟だけが蜂に刺されて大変なことになった時は
ちょっと怒られたかな。。。
そんなことずっともう忘れていたなあ。
人はいつまでも思い出の中で生きていけるよね。
葬儀の時にひいばあちゃんとの思い出は
あんまりなさそうな弟の子供たちが
棺に花を添えている時にわんわん泣き始めて
びっくりしました。
ちゃんと一緒に遊んでもらったのって
多分うちの息子だけなのになあ。
人が死ぬのが悲しいって素直に思える心がある
甥っ子たちの姿を見てこっちが泣きそうにうれしくなった。
みんなすごい成長したね。
そしてそんな甥っ子たちを社会人になる時に
ちゃんと作った喪服を着てよしよししている
うちの息子の姿も何だか誇らしかった。
人の死はもちろん悲しいけれど
死をもって大切なことも伝えてくれているひいばあちゃん。
ちゃんと言えなかったけれど
心からありがとうです。
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