オストメイトで山賊と海賊・・・銀座のコテコテ周旋屋のよもやま話

去年は100の山を愛し、今年は108の山に恋をする。
夏は太平洋の大波で泳ぎ続け、日本の自然を愛して66年。

阿呆は口で、賢者は目で会話する

2018-12-07 10:32:07 | 地球と生きる

 

 たとえば・・・ブレーキパッドが3mmしかないけど、どうしますか? ・・・と聞かれると・・・じゃ~交換しといてよ!・・・と即座に答えてる貴方が、いる。

 俺ならば・・・まだ1年は乗れるだろうよ・・・で終わってる話だ。

 最近でもコピー機修理を頼んだ一流メーカーの営業マンがやってきて・・・部品交換で10万くらいかかりますが・・・と言うから・・・掃除だけでエエがな・・・で普通に使ってる。

 脅されて、自己責任になるよ! と言われると、言うとおりにする。

 生きるということは所詮は自己責任なんだが、群れで安穏としてることが幸せだと思ってる優良消費者は、ドキリとして、それはダメだとなっている。

 色んなことを知っておくことは、社会で生きる貴方の義務でもあるが、高度経済成長とは、そういう間抜けでボ~っとした消費者も大量生産して居った時代のことを言う。

 モノを売れば、その後のメンテナンスで喰える時代でもあった。

 ・・・これはすぐに手術して取り除いた方が良い・・・

 で、優しい人の良い先生が言うのだからと、素直に言う通りにしてる。

 現代社会では、そういう間抜けなことをしてると、足元を見られ、別の優しいセールスがやってくる。

 手と足も切っておいた方が心臓には良いんですよ!! 貴方はその通りにするのか? ナニが言いたいのか? ま~ま~好きにやってればエエがな。

 

 ・・・良い人に出会わない・・・

 ・・・友達ができない・・・

 あんたの日常の生き方をさ、そういう連中はちゃんと見てるということさ。

 

 ・・・わたしも人間嫌いになってね~

 それは昔から人付き合いから逃げて避けて、自分のことだけで生きて来たせいだろうに、俺に寄って来る。

 俺のは若い頃から人だらけ、関わり合ってる人間はとてつもなく多いからこそ、本気で言っていることだ。

 ・・・じゃ~、俺に寄ってくるなよ

 

 ・・・オレオレ詐欺で騙されてる爺様・婆様は、どのみち子や孫にゼニカネ毟り取られてる哀れな人たちだろう

 よく警察官や刑事が遊びにもくるから、いつも言ってやってることだ。

 そういう子や孫は、自分の手に入らなかったことについて怒って騒いでる・・・みな笑って頷いておるがな・・・。

 俺の90になる爺様なんざ、むかし子に借金の尻ぬぐいをさせておったような狸だから、そんな電話がかかってきたら・・・どうやって逆に毟り取ってやろうか・・・と考えてる。

 そろそろ、エエ加減にせいよ。

 

 家賃滞納と契約解除と退去の裁判で当然のように負けた被告がやってきて・・・今後のことを打ち合わせしたい、で、にこやかにお迎えしたわけだ。

 裁判で判決が出てる訳だから、そこにややこしい話はない。

 原告と被告でも、和気あいあい、いろんな話に花が咲いて居った。

 その後、賃借人が行方不明になってしまってる案件の連帯保証人がやってきて、滞納分の支払いと今後の打ち合わせをしておったが・・・安易に連帯保証人になった自分にとって、いい勉強になりました・・・と、銀座ではそんな話もたくさんあることを、教えておいてあげましょうか・・・。

 人生模様とは言うけんども、画面や書面を介した小説や映画の世界なんかはその端くれの一端で、実際の社会にはもっと凄まじい模様が幾らでもある。

 メディアごときの情報だけで、生きたつもりになってちゃ~、あんた子供らにも舐められることだろう。

 

 東北道、関越・上信越道、中央道と東名がらみの、最新の冬季閉鎖の林道情報を教えてくれるというので、喜んで温かい缶コーヒーまで用意して迎えてやったんだが・・・この頃は、団体で登山すると、難路では渋滞してしまってたり、落石で怪我をしたり、喧嘩になったり、あんたらナニしに山へさ来たんべな? ということが頻繁に起きている・・・と、別に新しくもない古い情報を鶯みたいにホーホケキョ

 ・・・そもそも、山登りがピーク・ハントだと思ってるのが仰山おるのよ・・

 ・・・へ~、俺は寄り道は多いけんども、ピークは必ずハントしてるぜ、ピークを諦めたことは一度もない

 ・・・・・・・・

 古馴染みの同業の後輩野郎は不愉快そうな顔してやがったが、そうそう、目指す頂が無理だと想ったら、身近なピークのテッペンには登ってる、そういうことを言いたかっただけなんだがな。

 ザック担いで125ccのバイクに乗って、あちこちの里山を歩いてる50も半ばの爺ィだ。

 それはそれで偉いとは想うが、このややこしい仕事を抱えてる時にだ、ピーチクパーチク喧しいわい。

 きっと猪女房に朝から叩き出されて、めぐりめぐってやってきたんだろう。

 林道の冬季閉鎖の話だけは、タメになった。

 

 ・・・天気図をよく見てる割に、よく外すよな・・・

 ・・・あんね~、俺の見てるのは標高1500mから上の天気図だ、高所天気図だぜ、銀座の天気図じゃね~よ

 確かに登る山の天気はメディアの天気図なんかよりもはるかに的中するけんども、街中はよく外してる、かな。

 俺が雲だったら、どう動くか? 俺が霧だったら、どう動くか? 俺が雷だったら、どう動くか? ロマンチックだろう? 俺が風だったら、どこを吹き抜けてやろうか? そう考えてる気象予報士はいないだろう。

 こういう話は心が汚れ切ってる大人と話すよりも、子供らと話してる方が愉しくなってる。

 ・・・そう、雲になり、風になる・・・

 ここだけの話、60過ぎても、こないだは本当に風になった夢も見てる。



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