外国人投資家 中国人投資家向けの日本の不動産物件を取り扱う麻布十番のジャシボ不動産 代表 小谷 学のブログ

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中国人が日本にふらっと来て ビジネスをする感覚は何か

2023年12月09日 | 日記
中国人投資家はなぜ日本にやってくるのかということが 日本のメディアでもいろいろ話題にはなっています。

中国人から見た時に 例えば 上海から中国の南端である 海南島に行く距離 例えば 上海から大阪や 東京へ行く距離ということを考えれば実は中国国内の移動の方が遠いということがよくあります。

私も 中国で長く住んでいましたので 旅などで移動する距離の間隔というのは大陸的感覚というのがよく理解できます。

日本の場合だと3時間も移動すれば ものすごく遠くに移動した感覚に陥りますが 中国では最近は 高速鉄道ができたので ずいぶん 便利になりましたが 昔は3日 4日かけて 電車に乗って ふるさとに帰る みたいなことが普通に行われていました。

中国 独特の緑の電車になりますけども 私も昔 学生時代に中国国内を旅をした時によく乗りました。
つまり 中国人から言えば 数時間で移動するなど 距離的に言えば大したことがないという概念になるわけです。

そのために 例えば 上海から東京までの移動距離と言っても 飛行機で2時間半から3時間ですから 距離にして2000km あるかないかぐらいです。
それを考えれば非常に近いわけです。

中国も 東西に結構奥深いので例えば海岸都市から中央アジアの国境線があるような場所まで行こうと思えば片道6000km 以上あるというのは結構普通の話です。

つまり その国家の規模が移動距離というものに対して 制約を持たしていないというのが大陸的感覚と言えます。
また中国の場合は 方言 がたくさんありまして 最近はだいたいどこの町でも標準語と言われる 北京語は通じますが 昔は山一つ 超えれば向こうの村の人の言葉がわからないというぐらい 方言がむちゃくちゃな国で例えば私が日本人で中国の田舎の方で日本語を話していても どっか 地方の人だと思われていて 日本人だというのがばれないということもよくありました。

つまり 分からない言葉を話す人たちがいる世界というのは 同じ国の中でも結構普通に存在しているので外国に対する感覚 や外国人に対する違和感というものがあまりない 国民性だと思いました。

元々 山を越えた隣村の人も 何を話しているかわからないような 方言 大国だったわけですから 最近は教育のおかげで 皆さん北京語が話せるようになっていますが それ以前は正直 言葉など通じない国でした。

ということで そのような感覚の中で生きてきた人たちはちょっと飛行機で2時間ぐらい 移動して行く場所というのは確かに パスポートは使っていますが 外国 という感覚があまりないと言えます。

そこの地域が特別に何か利点でもあれば ちょっと飛行機 乗って行ってこようというような感覚でしかありません。

そのような感覚があり 中国から日本へ来て日本での投資などをするというような感覚だと思った方がいいです。

だからその地域に対する熱い思い出を持ってやってきている人というのは 中には 日本のそういう文化などが好きで来ている人はいますがほとんどいないと言っていいと思います ちょっと 国内移動しているというようなイメージで日本に来ているような感覚の人が多いと思います。

つまり 中国人から見た時に日本の市場が儲かるか 儲からないかというだけを見ているとも言えますまた中国国内と経済圏 が分離しているので 資産フライトをして資産を防衛するためとか
また新たな資産コードを作りたい などと思う人には新しいチャレンジをする場所かもしれません 。

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