長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

議会で勝負せよ。

2007-10-31 11:04:15 | Weblog
昨日は幡多学区の東公民館で、2度目の市政報告会を
行いました。こちらは同会派の下市さんの地元であり、
たくさんの方々が集まってくれました。

やはり話題の中心は『政令市移行・区割り案』について。
特にこの辺りの方々にとっては、旭川以東の区割りや
区役所の設置場所が大きな問題なのです。
実際に市当局に対し、具体的な反対・要望の動きを起こして
いるにも拘らず、マスコミその他の情報では審議会としての
見解は『3区案』がまとまりつつあり、“市民の意見を聴取
する”などと謳った【市民説明会】も結局、何の意味も持ち
そうにない状況。
汚い、ズルい、頑なで小さい人達の集まりです。

政令市に関しては以前もよく書かせてもらったので、敢えて
繰り返しは避けますが、行政執行手順や審議会の質の問題には
ここで1度、毒を吐いておかなければなりません。
岡山市がなぜ、今まで“鳴かず飛ばず”のまち・都市に甘んじて
きてしまったのか…どうみても他都市より高いポテンシャルを
持ちながらレベルアップしていかないのか…一番の原因はこの
まちを動かす為政者の質です。
高谷市長は、議会ではろくに答弁しないのに、テレビなどの
マスコミに対しては積極的で、“政令市移行は私の政治生命を
賭けて実現する”などとも発言している。このトピックを貴殿の
政争の具ごときに使わないで欲しい。敢えて同じ土俵に上がって
やったとしても、じゃあもし結果として失敗したらどのような
責任を彼が取るというのか?“失敗でした、すみません”と
言ってもらって、そこに暮らす誰が救われるのか?政治生命を
賭けるという言葉は重いようで、実は常に当たり前のことじゃ
ないのか?何度もいうように、政令市移行に賭けてもらっても
的外れで、そんな賭けを打つ前に鑑みなければならないこと、
柔軟に対処し修正しなければならないことが山ほどあるでは
ないか。“目的ではなく手段にせよ”と何回叫べば彼の耳に
届くのだろうか。政令市になって気持ち良くなられても、
それは彼の達成感であり、市のボトムアップではないのだ。

岡山に住む皆さんにも、当事者として更なる危機感を持って
いただきたい。
私たちのまちは今、最大の転機を迎えている。
とても大事な時に、大変なトップを据えてしまっている。
議会の一員として、最大限の努力で対抗しなければならないと
自戒する一方、岡山を愛する者の一員として多くの方に現状の
危機をお知らせし考えてもらいと強く願います。