Photo Diary 3.0

すごく更新の遅い日記です。

北横岳~三ツ岳 Vol.1

2017年08月26日 | 登山関係
この夏季休暇中は、結愛と2人でずっと蓼科に行っていました。
そう書くとなんか優雅だが、実際はお兄ちゃんの勉強を邪魔しないよう、家から隔離されたのが実情です。

8月に入ってから東京は雨が降らなかった日が無いくらいだそうですが、蓼科も実は一緒。
屋根付きのゴルフの打ちっ放しくらいしか行く場所がなかったのだが、唯一天気が持ちそうな17日を狙って、北八ヶ岳の北横岳~三ツ岳の周回ルートを回ってきました。

北横岳は標高は高いが、北八ヶ岳ロープウェイの山頂駅から片道1時間強で登れてしまう手軽な山です。
ただそれだけだと結愛も僕もつまらないので、ガイドブックで調べて、どうやら岩峰らしい三ツ岳をコースに加えたのでした。
全体の高低差は小さいものの、道中は岩登り・岩下りが連続するので、ちょっと注意が必要です。

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8:20発(始発から2本目)の北八ヶ岳ロープウェイで山頂駅へ。
このロープウェイは3年前に縞枯山に登った時も使いましたが、結愛は覚えてない様子・・・当時はまだ幼稚園の年長さんだったので、仕方ないか。
ロープウェイの中で地図を見ていたら、駅員さんから「連日の雨で三ツ岳の岩は滑るので、子供さんは十分注意して」と言われ、少し緊張。


8:40、山頂駅で登山届を出し、まずは坪庭の散策路に沿って登ります。
途中で結愛が「これってホタルブクロかな?」と声をかけるので見てみると、道の脇に可愛いホタルブクロが。
ホタルブクロは『大きい1年生と小さな2年生』という童話で象徴的に登場する花で、結愛は昔それを読んだのを覚えていたみたいです。


途中で坪庭の散策路を左に折れて、北横岳・三ツ岳方面に向かいます。
森の中の登り道に入っても、特段急なところはなく、よく整備された登山道です。
歩きやすいせいか結愛はスタコラ行ってしまうので、ゆっくり行くように注意しながら進む。

  

登り始めて45分くらいで、北横岳ヒュッテへ到着。
手ぶらでキュロットで歩く結愛はとても登山をしているように見えないせいか、いろんな人に話かけられます。




時間的に余裕があったので、ヒュッテから少しメインの登山道を逸れて、七ツ池へ行ってみました。
北八ヶ岳っぽい静かで控えめな池でしたが、座ってゆっくり眺められる場所がないのが残念。
すぐに登山道に戻って、また北横岳を目指します。




ここから山頂までは若干急な登りはあったものの、まだ疲れるほど歩いてもないので、問題なし。
コースタイムより早い9:40、北横岳の南峰に到着。
・・・が、急に雲が出てきてしまい眺望がなく、仕方ないので本日1回目の休憩を兼ねておにぎりを食べる。

 

実は南峰より北峰のほうが数m標高が高いので、ほぼ平行移動で北峰へ。
そうすると次第に雲が晴れて、以前登った蓼科山が間近に見えるようになりました。
良かった良かった、とまた南峰に戻って、あらためて山票で記念撮影。

  

さて、ここからまた来た道を戻り、途中で左に折れて、三ツ岳に向かいます。
ここからは、明らかに登山道が変わります。
ご丁寧に「軽装の人はここから先は入るな」という看板もあり、ロープウェイの駅員さんの言葉が頭をよぎります。



ゴロゴロ積み重なった大岩を乗り越えながら前に進んでいく結愛。
大人は岩の頂点を踏みながら前に進めるが、子供は1回1回岩を登って降りて、をしないといけないので大変そう。

  

何やらピークらしきものが見えてきました。
でも結愛は足元の大岩を乗り越えることに夢中。







目の前に巨大なオーバーハングが。
まさかあそこを乗り越えないといかんのか?
・・・と思ったら、さすがにここは巻き道がありました。






いよいよ三ツ岳の山頂がはっきりと見えてきました。
ちなみに三ツ岳というのはⅠ・Ⅱ・Ⅲ峰の3つのピークがあり、これはそのⅢ峰。
このルートではⅢ峰からⅠ峰に向かっての逆回りになりますが、このⅢ峰が一番高い。

あの壁面は結愛でも登れるんだろうかと、若干不安を抱えながらも、「悪魔の城」のような格好良い岩山にちょっと興奮。

本日は以上。

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