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ヴェノム

2018-11-12 22:09:49 | 映画2018
 宿主次第で生存可能なシンビオート。邪悪な組織“ライフ財団”はホームレスを狩りだして、何度となく人体実験して人間と地球外生命体の融合に失敗し、被験者たちは死んでいくのだ。そんな悪魔の生体実験の噂を恋人アニーのPCから探り出して突撃取材を敢行するジャーナリストのエディ・ブロック。今の世もジャーナリズムは政治家によって抹殺されようとしてるから、なかなか良い設定だと感じた序盤。

 そんな社会派アクション映画を予感させながら鑑賞していたのに、研究所の内部告発者ドーラ・スカース(ジェニー・スレイト)の名前によって脳内がジブリワールドに寄生されてしまいました。当初は先週観た『遊星からの物体X』を引き合いに出して感想文を書こうと思っていましたが、“ドーラ”という名前によって『天空の城ラピュタ』のドーラが頭から離れなくなってしまったのです。そうなると、ヴェノムはもう『千と千尋の神隠し』のカオナシにしか見えなくなり、ヴェノムの「食べてもいい?」なんて台詞からは『もののけ姫』の犬神を思い出してしまいました。こうなったら、ドレイクに寄生したライオットなんて乙事主かデイダラボッチか・・・と、クライマックスの闘いはカオナシvsデイダラボッチということで納得しました。

 主演のトム・ハーディの正義を愛しながら悪に乗っ取られるキャラがとても似合っていて、ヴェノムの声とのやり取りにクスっと笑ってしまいました。元恋人役のミシェル・ウィリアムズは『ランド・オブ・プレンティ』以来大好きな女優の一人ですが、クローズアップのカットが多かったためにちょいと化粧が濃かったのが印象に残ります(もう38歳か~)。

 予習のため『スパイダーマン3』をチェックしようと思ってましたが、全く必要ありません(スパイダーマンはエンドクレジット後の映像もありますから)。ビルのてっぺんに登ったところなんかは『スパイダーマン』にオマージュなのかな?とにかく、主人公がダークサイドに落ちるどころか、負け犬から這い上がってきて、悪人を倒すという二人の人生を描いているのです。これからもよろしく頼むぜ、相棒!てな感じで、ついつい“have a nice life”という言葉をどこかで使いたくなってくる映画でした。


★★★・・(3.5)
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