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モナリザ・スマイル

2004-08-17 17:05:39 | 映画2004
 まさしく女性の自立を謳った女性のための映画だ。
“女性の理想はよき妻になること”という花嫁修業の場であるような大学において、恋愛・結婚・仕事において自由な考えを授業において教えようと意気込むキャサリン・ワトソン。現代の視点からすると、彼女が来るまでの大学が異常な風に映るわけだが、何しろ50年代の設定である。大学在籍中に半数が結婚し、残りも皆プロポーズを待つばかりといった状況なのだ。男の目からすれば、学歴も良い良家のお嬢様を嫁にもらうといったところであろう。

 学生の中ではジゼル(マギー・ギレンホール)の性に対して自由奔放な性格が面白く、彼女を配置することによって現代と過去の学生気質の違いをわかりやすく描いたのであろう。ジョーン(スタイルズ)は早くからワトソンに馴染み、教師の視点で思い通りの道を選ぶと思われたが、イェール大学に合格したが進学せずに主婦になることを選ぶ。しかし、ジョーン側からすると彼女は自由な選択をしたこととなり、ワトソンが教えた自立とは違うものの自らの意志を持っていたのだと思う(ここにはワトソンは矛盾を感じなかったのか?)。全体的にも、自由・自立を教えようとする割に、結局はワトソンの思想を押し付けて生徒を自分の思い通りにしようとしていただけのような気もして、納得がいかなかった。

 基本の筋は、ワトソンの恋愛、ベティ(ダンスト)との対立の構図となるのだが、この本線がつまらないのだ。全体の設定や脇の人物の性格の変化は面白いのだから、事件が起きるとか、もっとメリハリをつけるといい映画になったのでしょう。50年代の女性の価値観を学べたというだけだったかな。。。

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8 コメント

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どうも! (ケイティ)
2005-07-17 14:45:53
TBさせていただきました!

&TBありがとうございます

これからもちょくちょく見に気マース☆

ジュリアスタイルズが結婚を選んだのが

良かったと思いました。ジュリアロバーツに

したらショックでかかったみたいだけど

まぁある種の親心みたいなもんなのかな

娘に最良の道を歩んで欲しいから

一緒になっていろいろ調べてこれがいいんじゃない!

と見つけてきたが、娘は親の考えている道とは

別に行ってしまった…みたいな。

ジゼルの演技もよかったですね!
コメントありがとうございます (kossy)
2005-07-17 18:12:03
>ケイティ様

スタイルズとロバーツ。

二人のジュリアの意思の疎通が一番の見所・・・でしたっけ?(もう忘れてる)

男の視点からすると、大学を選んでほしい反面、心配でもありますよね・・・

こんにちわ (nicoco)
2005-07-18 05:59:07
今頃ですが・・・。生徒が良かったです!

ジョーンがすごく可愛かったし、キルスティンは

憎たらしいけれど・・笑・・上手かったと思いました。
ジョーン (kossy)
2005-07-18 09:23:36
>nicoco様

ジョーン役のジュリア・スタイルズを売り出すための映画であるかのようなモナリザ・スマイル(こう思ってるのは俺だけかな・・・)。

性格もはっきりわかる面白さがありましたよね~
Unknown (exp#21)
2006-07-25 18:31:50
こんにちは。とても難しい映画でしたね。ようは自分で決めろって事でしょうか?ジュリア・ロバーツが好きなので、ワンショットが多くてよかったです。
ジュリア (kossy)
2006-07-25 21:59:41
>exp#21様

ジュリアはジュリアでも、俺はジュリア・スタイルズが好きになりました。

時代が時代だけに女子学生たちの取る行動も判断が難しかったのでしょうねぇ~
ちょっと前の作品ですがTBしました (pretty_kitten)
2006-09-05 21:06:58
あたしはとてもよかったです。

kossyさんの

>事件が起きるとか、もっとメリハリをつけるといい映画になったのでしょう。

考えた事件は、ジゼルが妊娠。相手はイタリア語教師。

なんてね。
事件 (kossy)
2006-09-06 01:43:23
>pretty_kitten様

そうなんですよね。

事件といっても、現代からみればよくある話なんだけど、当時としては画期的な事件だったのかもしれません。

まぁ、しみじみと味わうべき映画ですから、それを望んではいけなかったのかもしれません。

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