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クワイエット・プレイス

2018-10-01 02:11:27 | 映画2018

 台風24号の方がこわい!

 観たのは公開日9月28日でしたが、伊勢湾台風並みの勢力なんて言われると、心配になって稼ぎ時の土日にもかかわらず仕事を休むことを決意しました。そんな台風と映画を比較するなと思われるでしょうが、家の外には出ないようにという点では一緒。逃げたところで“何か”がいつ襲ってくるやも知れません。音の大きなところでは隠れ蓑になるということなので、仕事を休んでパチンコ屋に行ってしまいました・・・

 『ドント・ブリーズ』なんてのも音を立ててはならない映画でしたが、今作では相手がエイリアンみたいなヤツ!メキシコに落ちた隕石にくっついてきたとか、詳細は説明されていませんでした。そのわざとらしい説明がされていない点が、“何か”に怯えつつ逃げる一家族の心情描写をさらにリアルに描かれていたかと思います。どこまで大きい音が“何か”を刺激するのか、はっきりわからないのもリアルさを出したいための設定なのでしょうが、この音量が曖昧すぎてツッコミどころにもなっています。滝の音に消され、「ここなら安全」とかの台詞もあり、それならそこに住めばいいじゃん!というツッコミもさせてくれません。人類はほとんど死滅しているのに、電気だけはあるんだ?とかのツッコミも無しです。発電しているのなら、その電力源も大きな音を立てているに違いありませんから・・・

 そんな「音を立てたら即死」という触れ込みにもかかわらず、劇場内ではポップコーンを食べる音が響いてきます。しかも、わざわざ口を開けてむしゃむしゃと食ってる音なのです。お前ら即死だよ!と注意したくなるくらいのノイズだったわけですが、注意しようものなら自分も即死ですから、我慢して静かに鑑賞するしかない映画でもあったわけです。そんな中、子どもたちがサイロの中に落ちて底なし沼のように沈んでいくシーンがもっとも手に汗握るクライマックスだったと思います。ポップコーンを音を立てて食ってた人達は映画を観終わった晩にトウモロコシに生き埋めされる悪夢にうなされることでしょう。

 設定もさることながら、エミリー・ブラントの出産シーンが演技賞ものでした。アレを踏んづけたときも悲鳴を出せない苦しさに加え、産みの苦しみです!また、産まれたばかりの赤ん坊だって泣いちゃいますよね。やばい!と。全然関係ない話ですが、『魔法使いサリー』のサリーちゃんは産まれるとき、泣かずに笑っていたそうです。なんでこんなことを覚えてるんだろう・・・

 “何か”=クリーチャーの造形は『エイリアン』の姿に耳の穴だけがでかいといったもの。どこかに弱点があるはず!と物語を収束させるためには必要なわけですが、「え、そんなにあっけなく倒せるの?」と思ってしまうくらい、不思議と銃社会のアメリカも地球の軍隊も役に立たなかったんだなという感想です。“何か”の繁殖能力が凄まじいものだったのかもしれませんが。


★★★・・

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