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忍びの国

2017-07-18 17:15:26 | 映画2017
 川じゃ!

 伊賀の者たちは全て金で動くというとんでもない人たち。“虎狼の輩”などとも揶揄されるほどの人でなし。中でも凄腕の忍びの無門(大野智)は領主たちの小競り合いにさえ、金をもらわなければ動かないのだ。それというのも、安芸の国からさらってきたお国(石原さとみ)を夫婦にするべく金を稼がなければならないという理由からだ。小競り合いのちいさな戦すら「死んでしまうかもしれないからな」という姿は反戦の心理さえ垣間見える。

 時は戦国、織田信長の勢いは止まらず、伊賀の国の周りはすでに織田勢に降っていて、いつでも織田軍が攻めてくるような状況下。隣の伊勢国は北畠家が支配していたが、信長が次男信雄を強引に婿入りさせ、伊勢国も実質支配下に置いた。無門が下山平兵衛(鈴木亮平)の弟を“川”という戦いで殺したことにより、平兵衛は忍びの国に疑問を抱き伊勢の信雄(知念侑李)の軍に逃げ延びる。その伊勢国へ忍び込んだ無門は信雄の首を取ることもできたが、それをせずに牢屋にて北畠の姫から信雄を討つよう頼まれ、姫は自害・・・

 冒頭から意外な展開の連続。どうしてそのような行動に出るのかと疑問も多いのですが、これは時代劇を見慣れていることで、封建制度の中、主君と家臣の忠義を中心にとらえているからかもしれません。その意味では、小領主の集まった国ではあるけど、忍びの掟以外は自由すぎる社会に生きている忍びたちの行動が不可思議にも感じるのでしょう。特に織田軍が攻めてくるというときに、国を守ろうという意識のない者ばかりが増え、最初に防衛に立った忍びはわずか半数。防衛で戦ったところで誰が金を払うんだ?という感覚です(笑)。いわば国を持たない傭兵軍団みたいな集団であり、忍びの国はあくまでも訓練所のような・・・

 最もウケるところは、織田軍に城を作らせて、その築城のバイト代を稼いだ後、完成したら忍びたちが焼き払うというくだり。こうした面白い展開もある中で、なんでもかんでも“術”を使って相手をだますという流れは、ただ単に混乱を招くだけなので、多用しないようが良かったのでは・・・


★★★・・

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです。 (kazu)
2017-07-21 22:55:51
kossyさんのお名前をみて
うれしくてコメントしました。
ほんとなつかしいです。
また色々映画の記事
楽しみにしています。
俺も懐かしいです (kossy)
2017-07-22 05:10:16
>kazuさま
本当にご無沙汰いたしておりました。
ついつい過去の記事を読み直して、
どうしてこんな風に書けたのか、
自分でも不思議な気分でございます(笑)
とにかく笑える映画評を目指して
また頑張りますのでよろしくお願いいたします。
Kossyさん!? (くろねこ)
2017-08-01 13:12:21
お久しぶりです~ TBありがとうございました!!
私も嬉しくてコメントしちゃいました!!
以前ほどの鑑賞パワーはなくなってしまいましたが又お話しできたらうれしいです。よろしくお願いします~!!
鑑賞パワー (kossy)
2017-08-01 18:22:31
>くろねこ様
どうも、ご無沙汰しておりました。
色々ありまして映画欲が失せておりました。
普通に映画館に行くことさえなくなり・・・という感じで。

今はたまたま時間があるので本数見てますが、
忙しくなればボチボチという形で、
これからもまたよろしくお願いいたします。
意外と (NAO)
2017-08-05 01:06:59
Kossyさん、こんばんは。

私、これ見る予定していなかったのですが、意外と?
評判が良かったので、やっとこさ観に行った次第^^;

大野君は、無門に合ってましたが、感情移入は
やはり、鈴木亮平くんや伊勢谷さんの方にいってしまいますね。

あ、ブログのテンプレ替えられたんですね^^
評判 (kossy)
2017-08-05 02:41:29
>NAO様
評判がいいといえば『銀魂』も!
ちょいと迷ってます・・・

無門への感情移入は難しいですよね。
なんせ人でなしですから(笑)

テンプレは単に夏らしくしたかっただけです♪
秋にはまた変更しま~す。

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