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ムタフカズ

2018-10-18 05:04:06 | 映画2018

 『マインド・ゲーム』『鉄コン筋クリート』を制作したSTUDIO4℃がフランスのバンド・デシネ(ベルギー、フランスを中心とした地域の漫画)作家ギョーム・RUN・ルナールとコラボして作ったアニメ。独特な世界観やスピードによって目が回る気分にもなった記憶が残る過去の作品。今回はLAのスラム街をベースに描いた架空の都市ダーク・ミート・シティが舞台となり、フランス人から見たアメリカの風刺のようなものまで感じられます。また、地球温暖化や異常気象も奴らが操作してたんだ!と奇想天外な内容も面白い。

 犯罪者、貧乏人ばかりが住むDMC。家屋が汚いとしか思えないディテールが印象的で、スプラッター、グロテスクという言葉が似合うアニメーションとなっていました。顔、体がどす黒くて目のでかい主人公のアンジェリーノと友人の燃えるガイコツ頭のヴィンスに象徴されるように、登場人物のデフォルメが特徴だ。ラテン系の美女ルナや不死身の暗殺者マカベに加え、アステカ戦士の末裔であるプロレスラー集団というキャラたちも興味深い。

 特に、先祖がナチスとも戦っていたエピソードもあるプロレスラーたち。わけのわからないロケット開発をする謎の博士。マカベなんてのは不死身の上に宇宙人との繋がりも深くて、『メン・イン・ブラック』そのものって感じ。乗っていた車のナンバーも“MIB”だったし・・・(笑)

 ユニークすぎる世界観はさらにブッ飛んだ展開となり、ダークマターから生まれた宇宙人なんてありえなさすぎ!ダークマターって、確か仮説上の物質だったよな・・・などと考えているうちに、異種交配がどうたらこうたらとかストーリーに追いつけなくなってしまいました(汗)。どうせならプロレスラー集団もブラックホールから生まれたことにしろよ!と思っていたら、ミサイルが発射されて想像を超えた展開になっていました。その奇抜さにはかけがえのない友情をテーマとした内容以上に脳を刺激するものがありました。

 ただ、声優陣がお粗末だったことと、ゴキブリを友達にしているリノがどうしても好きになれなかったので点数が低め・・・


★★★・・

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