まずは大変おめでたいニュースから。
スーさんに第1子(太一君)誕生!
きのう6月17日に誕生。初の父の日に最高のプレゼントだの~。
寮内でこんなステキなことがあるなんて。
・・・・・・いかん、おっちゃんも泣けてきたわ
さてさて、実習は今日から新たな課題「一升枡づくり」に取り掛かった。
これは組接ぎ(くみつぎ)の練習。読んで字のごとく、板と板とを組んで接ぐ技術だ。
今回の一升枡づくりに使う材は「ホオ」。柔らかくて粘りがあり、金属との相性が大変よろしい。包丁や彫刻刀の柄なんかに使うと具合がいいんだそうだ
さて、一升枡の側面は4枚の板でぐるりと4辺囲まれている。つまり4箇所の組接ぎが必要となるわけだ。今回は組接ぎの練習ということで、その4箇所全てを別々の接ぎ方にする。えーっと、三枚組接ぎと・・・・・・プリント持って帰ってないや また順次詳しく紹介していきます。
今日の実習は墨付け。
先生の周りに集まって作業。墨付けは大変重要なので、全員が同じスピードで、ひとつひとつ確実に進めていく。
残す部分は○印、削り落とす部分は×印を書いておく。
間違って切ってしまわないためだ。
自在定規をという道具を使って角度を決め、蟻のテーパーの墨付けをする。
今回の蟻組み(ありぐみ)の角度は約11°。100:20の直角線を引き、斜めに結んだ線が約11°ということになる。
とまあ今日はここまで。
罫引きの刃が切れないせいで、木口の墨付けに苦労したわ・・・。
刃物の切れと墨付け。そして木取り。いい仕事をするには、こういった仕込みや下準備がほんとうに重要なポイントなんだな。よぉく分かったよ。骨身にしみたよ