息子の心臓は右側

根治済みで今は元気に生活しています。
過去を振り替えって記録として書いています。
誰かの役に立てればと思います。

3_会いに行く

2020-02-03 14:26:02 | 病児

出産は大量出血し貧血で倒れる程でした。
それでも大きい病院に運ばれた息子に会いたくて会いたくて...
付き添いがいれば外出許可を頂けるとのことで息子に会いに行くことにしました。


病院に着くと息子はNICUに入っており、
両親以外の面会はできませんでした。

息子に会う前に先生に病状の説明をうけました。

レントゲンを見せてもらいながら
先生が説明をしてくれましたが
涙が自然に溢れて頭が真っ白になり
覚えていたのは

「心臓の構造がぐちゃぐちゃです

「心臓は一つの筒がねじれてる4つの部屋にわかれます。その途中で異常がでます。決してお母さんが悪いわけではないです。」

そんなこと言われても
2人目の妊娠で上の子の面倒を見て
妊娠中であることを忘れるぐらい動き、
重いものを持ち...
身体を大事にしていなかった後悔が込み上げました。


それから息子のいるNICUに行き
管だらけでもすやすや寝ている姿に
また涙が出ました。

私のせえで傍にもいてあげられず
母乳もあげられず...
小さい身体で頑張っている息子...
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。



息子の好きな本

2020-02-03 12:20:56 | 日記
最近天気が良く手暖かくて幸せです
毎日午前中に洗濯物だけ干して公園へGo!

遊具では遊ばず歩くか
砂を持って遊んでいます


帰ってきてオムツ替えたら
オムツの中に砂が...爆笑



お昼ごはんを済ませてお昼寝です。

寝る前には
おやすみはたらくくるまたち

を読むのがルール

これであっとゆうまに寝てしまいます。


しかし、まだ家事が全く終わっていません
専業主婦ってなんだかんだ忙しいです...



2_5つの病名発覚

2020-02-02 02:05:29 | 病児

個室希望を出していましたが
空いておらず...4人部屋でした。

個人病院で母子同室を推進してる所だったので赤ちゃんの泣き声や
赤ちゃんの誕生に喜ぶ人の声が沢山聞こえてきました。


その声を聞くたびに
こうなってしまったのは
私が悪いんだ。上の子を抱っこしたり
走ったり...気をつけていなかったからと後悔ばかりが押し寄せてきました。

それでも会社には育休中だったので連絡をしました。
上の子を出産したときは
本当に多くの人が会いに来てくれたので
息子の事情を説明し
面会は来なくていいと伝えました。



話を聞きに行ってくれた旦那と母が
涙を浮かべ、目を真っ赤にして病室に入ってきました。


あっ息子はダメなんだ。
死んでしまうんだと思いました。


その時今まで出なかった涙が滝のようにあふれでました。


「ダメなの?死んでしまうの?」
私が聞くと旦那は泣きながら

鼻から管を入れ、点滴をされている息子の写真を出しました。

「誰も悪くない。
お前も、俺も。一緒に頑張ろう。

心臓が右で内臓も逆で肺動脈が狭くて
良い酸素と悪い酸素がぐちゃぐちゃに
身体を巡ってるから酸素が足りないらしい。」



????



病名

右胸心
両大血管右室起始
肺動脈狭窄
内臓錯位置
上大動脈遺残

涙が止まりませんでした。
皆で泣きました。
同室で周りの人もきっとわかったと思いますがその時はそんなこと気にする余裕もありませんでした。

今は内臓錯位によって
腸がねじれてる場合うまく排出ができないことがある為、鼻から胃にチューブをいれて経過を観察する為、少量のミルクと点滴によって栄養を補給しますとのことでした。

この時サチュレーションは98~95でした。






1_はじめに

2020-02-01 01:32:56 | 病児
はじめまして。
私は2人の子を持つ母です。


上の子は元気な女の子。
下の子は心疾患を持って産まれてきました。


子どもが健康に産まれてくるなんて
当たり前だと思っていました。
当たり前がどんだけ幸せなことか
本当に沢山のことを学びました。

その中でもわかったことは
子どもは奇跡が集まって誕生してくることです。

妊娠中に疾患がわかった人。
出産後に疾患がわかった人。

私の場合何事もなく出産をし
心拍に雑音が聞こえるとのことで
息子は大きい病院に救急搬送されました。

手足を固定され保育器に入れられ、
救急退院が連れていくのを
車椅子に乗りただ見つめることしかできませんでした。

涙もでず...

状況が全く理解できませんでした。

旦那に連絡をし、搬送された病院で
話を聞いてきて欲しいとお願いしました。


私はただ病室で待っていることしかできず...
息子は死んでしまうのか...
そんなことばかり考えていました。