チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

文学少女

2010年03月10日 09時13分42秒 | 日記
「サコ私のことでしょ?昨日のブログ」
高校のときのチャコちゃん先生の呼び名はサコ
「あははは敏子ちゃんに聞いた?」

当人はパソコン持っていないので
どうも娘の告げ口だ

「あなたねえ太宰のよさを分かっていないのよ」
「おーーすげーなやるかよ」
「ねえ久しぶりに文学論しない?」
「いま?」
「今度の土曜日新宿まで出て行くから」

青臭い文学論を交わすのもたまにはいいかもしれない

あのうなじの白い文学少女も今はたくましい「おっかさん」
また文句言われるかな

女は自ら変化しようとしなくても
自分の所属する環境で色んな女になる
其れはあの頃の女たちのさだめ

絶世の美女だったT子も
ころころと太って生活力抜群の上さんになっている

そうかと思うと
大不良が富豪の夫人に納まって
ザーマス言葉で電話をかけてよこす

それぞれの女の人生
その場その場で十分に生を全うしている

人生観が変われば
文学論も変わる
いま小説はほとんど読まない

今年は読書年間だそうな
最近知ったが読書ソムリエという職業もあるらしい
話題の小説はほとんど本屋でタ・チ・ヨ・ミ
これチャコちゃん先生の特技
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