チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

老いる

2018年07月31日 07時45分03秒 | 日記
市ヶ谷時代のスタッフは今丁度親の介護の歳になっている
時々顔を見せて介護の話をしてくれる
こちらは笑って聞いているけど
現場はそんなものではない

しかし介護している方も笑って話すしかないのも現状

幸いチャコちゃん先生は親の介護をしなくてすんだ
実の親は介護の間もなくなくなったし
姑は義理の妹が誠心誠意引き受けていて
旅行に連れ出す役目をしていただけ
最後までしっかりしていたので介護というものの本質がわかっていない

友人が、同級生が介護の話をしても他人事だった
しかし自分が介護を受ける年齢になった今どう死んでいくかを考える

老いるというのは死に方を演出するのかもしれない
死んでいく自分を考えた時
最後まで生涯現役でいたいと思う

美容院でシャンプー・ブローをしたあとちょっと横になると言ってそのまま逝った
姉のように
その日の昼間まで自分の仕事である茶道のお弟子さんの稽古をみていた

仕事を持つことはそういう姿勢が必要なのかもしれない

老いの毎日も赤ちゃんの生まれ落ちた毎日と同じように
丁寧に生きなければーーーと昨今思う
コメント
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