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総務省が、世界主要都市の通信サービスの料金比較調査の結果を発表

2012-08-29 10:14:39 | 社会・経済

 総務省は、8月28日に電気通信サービスについて、世界7都市(東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ストックホルム、ソウル)での料金を比較した2011年度の調査結果を公表した。

  料金は原則として各都市で最もシェアが高い事業者を対象として、2011年12月末時点の為替レートおよびOECD算定の購買力平価で比較しており、結果は為替レートの変動に大きく影響を受けることなどに留意が必要だとしている。

  FTTHサービスの料金の為替レートによる比較では、東京の戸建て向け(NTT東日本、NTTぷらら)は月額5500円、東京の集合住宅向け(NTT東日本、NTTぷらら)は月額3300円、ニューヨーク(Verizon Communications)は月額7365円、ロンドン(BT)は月額3505円など。東京の戸建て向けサービスの料金は平均的な水準、集合住宅向けサービスの料金は低廉な水準、1Mbpsあたりの料金は低廉な水準にあるとしている。 1Mbpsあたりの料金で一番高いのはニューヨークで、東京の約3倍もある。

  携帯電話の料金については、音声のみの利用の場合の為替レートによる比較では、東京は低利用者(音声月7分)は低廉な水準。中利用者(音声月99分)は平均的、高利用者(音声月241分)は最も高い水準となる。
 スマートフォン利用者での比較では、スマートフォンの利用モデル(音声月61分、メール月438通、データ月1.6GB)に基いた月額料金の為替レートによる比較では、東京(NTTドコモ)は月額7357円、ニューヨーク(Verizon Wireless)は月額6493円、ロンドン(O2)は月額4626円などで、東京の料金は最も高い水準にあると分析している。

 この調査結果を見て、FTTHはそう高く感じないが、スマートフォンを持ったときの料金の高さを感じていたので、やっぱり東京が一番高いんだ! なんとかしてくれーという感想を持ったが、調査結果を最後までみるとそうでもないようだ。

 それは、「同じ利用モデルを購買力平価を用いて比較した場合には、ニューヨークは月額8946円、ロンドンは月額6242円となり、東京の月額7357円は平均的な水準になるとしている」 ということなので、そんなに高くはない(平均的)ということらしい。 通信業界もその辺を考えた値付けをしているのかと思いたくなる。

総務省発表資料



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