8月13日午後6時頃から、ドコモの国際ローミングに通信障害が発生し、海外滞在中のドコモの携帯電話が利用しづらくなっている。14日になっても回復していないようだ。
今回の通信障害は、国際ローミングの通信が集中することにより、国際共通線に輻輳が発生したためとドコモでは説明している。
共通線とは、通話チャネルとは別に、接続先番号だとか接続・切断などの呼制御の信号だけを一つの信号線に集中させたもの。通話チャネルや制御系がシンプルになる反面、故障や輻輳が起きた場合に影響が大きくなりやすいという欠点もある。
確かに今週はお盆休みのピークだし、加えてオリンピックの影響もあってか、海外に滞在している日本人の数はかなり多いようだ。しかし、海外旅行に行った場合日本から持って行った携帯が使えない場合、すぐに他の通信手段を得られる人はそんなに多くはないはず。最善なのは、普段使っている携帯(国際ローミングで利用)プラス「SIMフリー携帯+現地プリペイドSIM」の2台持ちが安全だし、料金面も低く押さえられるので、お勧めだ!