ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

完結に向けて

2018-09-21 16:57:26 | この小説について
懐かしいなぁと描いていたお話が
完結に向かう頃
あの頃の寂しさや物足りなさ
友人と最後に会った場面が次々と蘇り
記事を上げる事が辛くなったりもしました。

今思えば
あの日が最後だったんだなぁと
文字を打つ手が度々止まったりしました。


でも仕方ありません。
リアルの事情
ゲームへの熱意の消失
色々な理由でみなさんここを去りましたが
それを誰も引き止める事はできませんし
そんな権利もありません。


気づいたら見かけなくなった方
「またね^^」と別れたはずなのに
そのまま帰らなくなってしまった方

もちろん
私もその対象にあります。



いつ会えなくなるかなんて
本当にわからないもので

「いつか言おう」

そう思っていた言葉は
完全に置き去りです。



本当はこう思っていた
本当はこうしてあげたかった



そんな私の
勝手な思いは
誰に知られる事も無く
最初から「無かった物」に
なってしまうところでした。



数少ないチャットの文字数で
自分の本当の気持ちを伝えるのは至難の業です。
どれだけ感謝していたか
どれだけ支えだったか
どれだけ楽しかったか

そんな言葉
明日も会えると思う知人に打ち明けるのは
とても気恥ずかしいですし
たった1度きり親切にして頂いた方に伝えたところで
あまり大きな意味をもたないかもしれない


ここでお話を書くという事で
そんな私の勝手な気持ちを
自由に好きなだけ描けると
溜め込んでいた思いを全部吐き出せると
記事を上げる度
自分の中の未練のような物が
1つづつ消えていくような感覚でした。



普通であれば記事そのものは
数分で書き終えてしまいます。
なにせ書くことは決まっていましたし
記憶をどれだけ呼び戻せるか
考えるのはそのくらいです。
「物語」として描いているので
多少のずれや記憶違いもそのままでいいと思ってましたし
そんなに難しいものではありませんでした。



でも
最後の記事だけは
完成するのに数時間かかりました。
大袈裟かもしれませんが
私の「キャラクター人生」のようなものが
これで終わるんだと
十年以上の様々な思い出と
出逢って下さったプレイヤーさんとも
本当にお別れなんだと思うと
泣けて泣けてどうにも記事が進まないのです。


そう たかがゲームです。
キャラクターを育成させ
強くする事でたくさんのボスへ行ったり合戦に参加したり。

それだけの事なんです。
ただのゲームなのですから。


でも
オンラインゲームって
それだけじゃないんですよ。
ご一緒する方々はキャラクターを操作している「人」なんです。

チャットの特徴
好みの所作
みんな違います。

知人のちょっとした態度に
「いつもと違う」と察したり
心配したり…。

社交辞令なのかもしれません。
言葉なんてどうにでも打てますから。

それでも
色々な感情とか思いがあって
私達はここにいます。

「退屈」

「つまらない」

そう発していても
ここにいる限り
何かを求めていて
存在していたいと願っているのではないかなぁって思います。


消えてしまう方というのは
本当に何も言わず消えます。
それはそれは突然跡形も無く です。



このゲームへのたくさんの不満
それは
やっぱりみなさんここが好きだからなんだろうなぁと
失礼ながら微笑ましくなってしまうんです。






最後の記事を泣き泣き書き終えた私は
リーダーとランキングサイトの解除をしなくてはと
動き出します。

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