ログアウトは両替前で ーある巫女の記録ー 

信長の野望オンラインでの体験を小説風に綴っていきます。
無印からの体験です。

人取橋での試練

2017-12-06 15:27:28 | 冥神真琴
私は聡未さんにお声を頂き人取橋へと来ていた。
一門試練のお手伝い。
たくさんの一門衆を抱える中
こんな私をお誘いしてくれる彼女には感謝しかない。


「こんにちは^^」

「あ、こんにちはー^^」

私に気づいた季楽さんは元気に手を振ってくれる。



今回私が呼ばれたのは佐竹義重さんとの戦闘だった。
人取橋では最後の方であるボスらしく
普段以上に気合が入る。


「何度かやったんだけど強くてw」

聡未さんは笑う。


試練を着々とこなし
順調に大きくなっていく聡未さんの一門。
本当に凄いなと思う。


佐竹義重さんとの戦闘には武将さんがご一緒するという。
ちょっと楽しみだ。

ちょっと向こうに岩城常隆さんのお姿。
あちらにも徒党が待機している。
同時に戦闘を始めどちらかの旗が倒れたら終わってしまうらしい。
弁才天の時と同じ感じなのかな。



そしてちょっと変わっているのは
旗持ちが武将さんだという事だ。


佐竹義重さん相手の徒党に入った私は少々驚く。
私と聡未さんと薬師様の3人で徒党が組まれたからだ。


「残りは武将が味方につくよw」

「なるほどー…。」

1人では無いんだ。
武将さん達はきっと己を信じて好き勝手に動くはず…。
でもきっと私達より能力は上なんだよね…。




「では準備おkかな~^^」

「はい!」

「いつでも^^」



「頑張ってください!」

待機組として待つ方々が声をかけてくれる。




戦闘が始まりどのくらいだろうか。
岩城常隆さん担当の徒党から叫ぶ声。

「折れたぁぁぁ!」


話を聞けば相当痛い思いをされているよう。
私達の相手の佐竹義重さん達もそう簡単にはいかなそうだ。


武将さんの持つ旗が折れない限り
私達は倒れても走り続け戦闘へ加わる。




「んー、今回はここまでかな~w」

聡未さんは3度目で見切りをつけた。
モチベーションを保つ為の切り上げ時。


「まぁ何度もやればいつか勝てるでしょw」

「あはは^^」


そのゆとりは筆頭さんとしてとても大事な気質に見える。




「解散ねー^^」

聡未さんは待機組の方々に伝える。


「了解です!」

「お疲れ様でしたー^^」


しかし後半はこんなに敵が強いんだ…。
一門試練も楽じゃないなぁ。



「お手伝いありがとねー^^」

「いえいえ^^今回はお役に立てずごめんね…?」

「そんな事ないよ^^またお願いします^^」

「ぜひに^^」


私は聡未さんに手を振る。



まばらになった人取橋。
私も戻ろうとした時


「冥神さん!一戦付き合ってくれませんか?w」

「うん??」

季楽さんは佐竹義重さんを指さす。



「武芸だったらどんな感じか見てみたいんですw」

「あはは^^」

「ちょっとでいいんでw」

「うん^^いいですよー^^」



みんな強敵と戦いたい。
特に武芸をやられている方はそんな思いが人一倍強いのかもしれない。


試験的な佐竹義重さんとの戦い。
季楽さんは一心不乱に刀を振り回す。


面白い方だなぁ、本当に。


正直敵の生命の減りはさっきより早いかも…。


「ひぃw」

「きゃー!!」


けれど安定感と引き換えかな…。

どんな構成でもいけそうな感じもするし
今後色々模索しながらやっていくのにいい敵なのかもしれない。



しかし…
武芸様というのは時に無茶したがる方が多いなぁ…



私と季楽さんは笑いながらその場に倒れこむのだった。

2 コメント

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Unknown (冥神真琴)
2017-12-06 23:11:09
本当にその通りかと思います。
それぞれ大切に思う事というのは違いますし
強要するのも違うと考えます。
八雲様でしたらきっとしっかり支えて下さるのだろうと感じます。
力だけでは癒されぬ人の心。
知性や魅力で優しく支える事の方が
重要な時もありますもの^^
価値を理解する方 (真宮寺八雲)
2017-12-06 16:54:29
何とも手強い相手だったご様子。猛者ですね、猛者。何より感心したのが党首様の決断です。周りへの気配りと、その時々にて何が大切かをご理解しているからこその行動ですね。人それぞれに抱く譲れないもの。大切にしなくてはならないもの。ならば他人のそれも勝手に折ってはならぬものです。それが側から見れば矮小な物でも価値を見出した者には唯一のものかと思います。お二人が笑って戦った一戦も同様かと。もし、人のそれが折られそうな時は私が添え木になれればと常々感じる次第です。どれだけの事が出来るかわかりません。でも私はそういった方の隣にいたいのです。腕力皆無の僧でございますが、ね。

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