鴨ネギマンです。
弥生3月、鴨ネギマンのブログはエントリからもう3度目の春です。今月も拙ブログをよろしくお願いします。
こしがや鴨ネギプロジェクトは、地域特産品開発プロジェクトで誕生した『こしがや鴨ネギ鍋®』の商品化にむけてトップクラスの鴨農場とタッグを組みます。
先日の日本経済新聞で記事掲載がありました。(2月27日付埼玉版、茨城版)
以下記事引用
西崎ファーム、越谷市商工会と特産タッグ 「鴨ネギ鍋」開発
農場経営の西崎ファーム(茨城県かすみがうら市、西崎敏和社長)は3月から、自社農場で育てた鴨(かも)肉を使った食品の販路を拡大する。埼玉県の越谷市商工会と贈答用の詰め合わせ商品「鴨ネギ鍋」を共同開発。鴨に農薬を使わない餌を与えて放し飼いにしていることをアピールし、食の安全への関心が高い都市部の消費者向けに売り込む。同社の鴨肉と越谷特産のネギを同時にPRし、全国で拡販する。
新製品は西崎ファームの鴨肉、越谷特産の「越谷ネギ」、越谷市内で合鴨(あいがも)農法により育てた無農薬米「こしがーや米」など6品目をセットにした。1セット3―4人前で、価格は1万2600円(送料込み)。鴨肉をベースにしたしょうゆ風味の特製スープも付けた。
同商工会は2005年に「地域特産品商品開発プロジェクト」を発足。越谷ネギと市内にある宮内庁管轄の「埼玉鴨場」にちなんだ商品開発を進め、町おこしに取り組んできた。鴨肉を使うことから、茨城県でホテルや高級レストランなど業務用の鴨肉を扱う西崎ファームに共同企画を持ち掛けた。
引用記事終わり
越谷市内に宮内庁埼玉鴨場という皇室の接遇御猟場があることの地域的特性と、今まで限られた市場の中で取引され、一般には流通していなかった逸品の長ネギが越谷で採れることに着目して特産品開発プロジェクトをスタートさせました。
平成17年秋のことです。以来、鴨ネギ鍋というカテゴリーの鍋料理を開発し、産業フェスタにおける直径2メートルの大鍋イベントでのPRや鍋料理コンテスト、B級ご当地グルメイベントなどに積極的に参加してまいりました。
平成18年度は1年間の年月を費やし、基礎的なところから改めて鴨ネギプロジェクトを地域ブランド構築へ発展させる可能性を探る研究をしました。
平成19年度は経済産業省(中小企業庁)が推進する国の地域活性化メニューである「地域資源∞全国展開プロジェクト」、そして平成20年度は埼玉県の一店逸品開発推進夢チャレンジ事業の公募に相次いで申請そして採択を受けるなど、公的な支援と周辺の皆様の理解が越谷の若手経営者の積極的な地域貢献への後押しになりました。
そして越谷地域の料飲食店さんとはじめた「鴨ネギ鍋」のメニュー化への取り組みは、越谷への交流人口増加のきっかけ作りへその可能性が日々高まっていることを実感しております。
一過性のイベント事業から地域活性化事業へ。こしがや鴨ネギプロジェクトは「鴨ネギ鍋」の商品化というまた新たな局面を迎えます。
まだまだ紆余曲折完璧な仕組み作りには遠い位置におりますが、「鴨」と「ネギ」を題材とした地域の若者の意欲的積極的献身的な取り組みを鴨ネギマンは今後も応援します。
10年後に越谷はこうありたいとあの時語った未来予想図の実現を目指して。
【今日の1枚】
ずっと心に描く未来予想図は、ほら思ったとおりにかなえられてく。