鴨ネギマンです。
最近お店で決まって注文するトッピングがあります。駿河湾産桜えびの天ぷらです。
他に天ぷら具在はたくさんあります。いつも天ぷらをトッピングするというわけではありません。駿河湾産桜えびの天ぷらをトッピングします。
それはなぜか・・・。
鴨ネギマンにはあの光景が眼に浮かんでくるのです。
(毎日新聞より)
天日干しされる桜えびが敷き詰められ、辺り一面ピンク色に染まった風景です。
また、季節感と旬を感じます。駿河湾の桜えびは1年中獲れるというわけでなく3月末から6月初めまでの間だけ獲れる際物品です。
特産品を市場展開するには、まずはイメージされなくてはなりません。
駿河湾と桜えび。季節の風景として地域がマスコミに露出し消費者にアピールする。どんなにいいものでもイメージされなくては選択肢に入りません。当たり前ですが情報発信はものづくり同等大切です。
地域特産品はナショナルブランドではありません。五感をとおして地域物語に共感を覚えていただかないといけません。開発費と販促費用がありません。地道な運動が必要です。
こしがや鴨ネギプロジェクトは新たな局面を迎えています。外部環境を含め、ここ数年の動きですべてが決まるといってもいいくらいです。こんな時こそ、
●地域ブランド化への取り組み心得
①常に多面性で捉える→価値は変化する→企画も変化する。
②ものづくりよりも人に伝えることの大事さむずかしさ。
③第3者評価(顧客の眼と自己の客観的評価の眼)。
④ドキドキするかどうか。おもしろそうか。小さな愛があるかどうか。
“鍋を売ったらあかんよ。”
改めてこの心得を思い浮かべ忘れないようにしたい。と駿河湾産桜えびの天ぷらを食べながら思った。