噂のチル姫 第78話

■第78話

イルハンの到着が遅れていることで、ミチルは不安になっていました。
仕事で徹夜続きのイルハンを心配したヤンパルから
「後悔する前にソウルに帰って来い」と言われていたことを思い出し、
イルハンが居眠り運転で事故にでも遭ったのでは？と心配になったのです。

そんなミチルの前にイルハンが無事に到着。
「いやぁ、事故寸前だったよ。
運転中に居眠りしちゃって…
だから車を停めて休んだんだ。
今 死んでしまったら、子供が可哀想だから
大事をとって休んだんだ」とイルハン。
ミチルは「本当に人騒がせね！」と激怒
イルハンは、ミチルが心配してくれたことが嬉しいみたい

その日はクリスマス。
イルハンはコンジュにおねだりされていた
クマのぬいぐるみをプレゼント。
2人っきりで診察室に入り、
イルハンはコンジュから作戦に対するミチルの反応を聞きました。
コンジュはクマのぬいぐるみに”ミチル”と名付け
ミチルの前で話しかけるのでした

”ミチルが悔しがっている”とコンジュから聞いて
イルハンは安心してソウルへ帰るのでした～。

ハナムから”迎えに来て”と連絡を受けたソルチル。
行ってみると、ハナムはクラブで後輩たちと遊んでいました。
結婚前に大学の後輩たちと約束していたクリスマスパーティーだったようです。
衣装学科のハナム、学校の友人は女性が多いそうで、
ソルチルが「既婚者としての自覚を持って欲しい」と言うと
2人は大声で口論になってしまいました！
それを聞いたヤンパルは2人を呼び出し、
「男と女というのは、会話や理解の構造が違うんだ。
男はそのまま受け取るが、女は違う。
いちいち相手にしていたら寿命が縮むぞ。
女が話し出したら、黙っていればいい。
それが円満の秘訣だ。」と言い、
偉そうな態度をとるソルチルを注意するのでした。

ソラの学校で授業参観に行ったトクチル。
学校でソンジャと一緒になりました。
「ソラのお母さん？」と先生に呼びかけられたのですが、
トクチルもシンジャも返事しません…
すると トクチルは教室を出て行き、ソラの母親として振る舞うのでした。

授業参観が終わり、シンジャはソラを食事に誘ったのですが、
トクチルがソンテクに”子供たちが母親（シンジャ）と一緒にいたら
借金取りに追われて危険な目に遭うかも”と言っていたことを思い出し、
シンジャに内緒でこっそり家に帰ってしまうのでした。
ショックを受けたシンジャは
「ソラがあの女のせいで私を避けるの。
いくら出来損ないの母親でもそんなのひどいわ～」とソンテクに連絡。
ソンテクはソラに
「お前を産んでくれた人だ。
離れていても母親なんだ。学校に置き去りにするなんて…」と説教するのですが、
「私だってつらいの！」とソラ。

ミチルのイルハンへの気持ちに気付いている院長から
「ちゃんと伝えないとだれも分かってくれないぞ。
他の人には素直なのに、なぜ彼には違うんだ？
そんなのプライドじゃないぞ」と言われたミチル。
何としてでもコンジュとイルハンの仲が深まるのを阻止しようと
コンジュの彼氏キルマンに動いてもらおうとするのですが、
「コンジュのことは止められません」と相手にされませんでした

テジャが入隊する前日、”ラーメンが食べたい”と言われたのに
断ってしまったことを後悔するジョンチル。
そんな中、テジャから小包が届きました。
テジャが入隊する時に身に着けていた靴や服が送られてきたのですが、
ジョンチルとテジャ母は「本当に入隊しちゃったのね…」と号泣
ジョンチルは「彼が帰って来るまでラーメンは食べません」と言うのでした。

ミチルに嫉妬させる作戦が順調だということを
イルハンがソルチルに報告している時、
ミョンジャはハナムに「ミチルの居場所を教えて欲しい」と頼んでいました。

「子供が電話に出てくれない！」とトクチルに電話したシンジャでしたが、
「借金を返済するまで会わせない！」とキッパリ言われてしまいました。
それでも諦めきれず、自宅の電話にかけたシンジャ。
トクチルは子供たちに聞かれないように別の部屋の子機で通話していたのですが、
こっそり親機で2人の会話を聞いてしまったソラは
シンジャがトクチルを脅していることに耐えられなくなり、
「そんな生き方やめてよ！私たちに恥ずかしくない？
二度と会いに来ないで！もう会わない！
もうママじゃない！」と泣きながらシンジャに訴えるのでした
そして、電話を切った後
ソラはトクチルに「今までごめんなさい。全然知らなかったの。
ごめんなさいママ。」と泣きながら謝りました。
トクチルはソラとミラを優しく抱きしめ、泣きました

ミチルが働くうわさ診療所の前まで
ミョンジャを連れて行ったハナム。
ミョンジャは離れたところからミチルの様子を見つめていたのですが…
ミチルが妊娠していることに気付きました
ミョンジャがたまらずミチルに駆け寄ると、驚くミチル
ミョンジャは目に涙をいっぱい溜めながらミチルを見つめるのでした…

そんなところで、第78話終了です