何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

まぁ、問題なく聞こえるが・・・・・

2017-12-20 10:23:06 | 電子工作


2017/12/18(月曜日) 晴れ


超再生受信回路とAFアンプを一体化してレシーバースタイルしたのだが、
電源を入れてボリューム(音量調節)をわずかに上げただけでスピーカから
“ブー・・・・・”というような異常音が出てきてしまう。
この現象は以前工作したVHF超再生受信機でも起きている。
超再生受信回路とAFアンプを別電源で駆動すれば発生はしない。
VHF受信機では3端子レギュレータを2個使って対処した。
今回もそれに倣おうと思ったが入力する電源には12V以上の直流電源が
必要になるのでちょっと面倒だ。

3端子レギュレータ(9V)を駆動するには12V以上の直流電源が必要だ。
(VHF超再生受信機はこの方式で対処した。)




部品箱に4700μFと2200μFの電解コンデンサがあったので
これを使って試してみた。



電源ラインに6900μFの平滑用コンデンサを入れて受信機を作動させてみた。
これでもやっぱり異常発振は起きる。
でも、異常発振が起きるボリューム位置は少し上がった感じだ。
これならAFアンプの出力は大きくなっただろう。
しかし、それがどのくらいの音量なのかは実際の交信を聞いてみないとわからない。
ボリューム位置を異常発振が起きる手前に調節して電波が届くのを待った。
やがて交信が聞こえてきた。
案外大きな音量がある。 音声もよく聞き取れる。

そんな受信の様子を動画でお聞きください。





弱い信号を聞き取るためにはもっと音量を上げる必要もあるかもしれない。
でも、これ以上ボリュームを上げると異常発振が起きてしまう。
やっぱりこれは問題だ。
何とか異常発振を防がなくてはならないなぁ・・・
まぁ、暇はたっぷりあるんだから「楽しみながら」実験してみよう。
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UHF超再生レシーバ異常発振の原因

2017-12-18 20:59:16 | 電子工作


超再生受信回路、AFアンプをそれぞれ別のケース(厚紙製)に収めて机の上で結合して
使用しているが、配線が入り組んで机の上はごちゃごちゃになってしまう。
そこで受信回路とAFアンプを同一のシャーシー(もちろん厚紙製)に取り付けて
すっきりしたものにしてみた。
ところがこの場合はAFアンプからブー、ブー、ブー・・・・というような音が出て
使い物にならない。
別別のケースのときは正常だったのに・・・
この現象は以前工作したVHF超再生受信機でも発生した。
超再生受信回路とAFアンプを同じ電源を使って動作させると異常発振が起きるのだ。
今回のUHF超再生受信機も同じだった。
何でだろう? 

電源に繋がる回路はこんなものだ。



電源の波形を見て見ることにした。

観測個所は電源ラインとAFアンプ入力端子、スピーカ端子の3か所を見てみた。





電源OFFの状態。 



電源をONにすると電源(+9V)には物凄い雑音のような波形が現れた。



アンプの入力をほんの僅か大きくしただけでブー・・・・という異常発振が起きる。
その時の波形はこんなものだった。



スピーカ端子からは≒260Hzの出力が現れ、電源(+9V)も同じように波打っている。


AFアンプへの入力を絞って発振を止めて電源のノイズを拡大してみた。



約100KHzのパルスが乗っている。
これはクエンチングパルスの周期に一致している。
もしかするとNE555の発振パルスかもしれない。
試しにNE555の電源を切ってみた。
これでは超再生は動作しないからクエンチングノイズは消えてしまう。
当然AFアンプもボリュームを最大に上げてもうんともすんとも言わない。
異常発振は消える‥‥当たり前か

試しに電源ラインに4,700μFの電解コンデンサを接続してみた。



部品箱に2,200μFのケミコンがあったのでこれも追加した。




電源ラインのNE555のパルスと思われる波形も小さくなった。



これでAFアンプの入力を上げてみた。
すると今までよりもちょっとだけボリュームを大きく回せるようになった。
音量を上げるとやっぱり異常発振はおきるが、音は大分低くなった。




発振をさせないレベルでは、どのくらいの音量で受信できるかは実際のエアバンドを
聴いてみなくてはわからない。

「電波は出てるかな?」

ダイヤルを回すと交信が聞こえた。
音量は大丈夫だ。 これなら十分、聞き取れる。

そのテストの様子はまた明日の、お・た・の・し・み・・・
今夜のお話はここまで。


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工作した超再生受信回路には問題があるのかもしれない

2017-12-16 09:16:42 | 電子工作


2017/12/15(金曜日) 晴れ


工作したUHF超再生受信回路は1号機も2号機も結構良く聞こえる。
工作の都合で受信回路とAFアンプは(厚紙工作の)別個のケースに収められていて
動作させるときは配線やら電源やらで机の上はかなり乱雑になる。
そこで1号機は昔の受信機工作にならって厚紙でシャーシを作って受信回路と
AFアンプを組み込んで一体型の受信機にしてみた。








ところが電源を入れて音量調節をちょっと大きくしただけで異常な発振が起きてしまう。
今まで個別のケースに収めて互いに配線で結合していたときには全く問題がなかったのに
一体型にしたら異常動作してしまう。




これは以前のVHF超再生受信機でも発生した。
原因を調べたがよくわからず、結局は電源の3端子レギュレータを2組使用して超再生回路と
AFアンプ回路に別別にして回復させた。
今回も電源を別にすれば正常に動作した。

電源が1つ(共通)だと異常発振が起きる。



電源を2つ(別別に)にすれば正常になる。



何でだろう? 信号が電源に回り込んで帰還が起こって発振するのかな?
RF部とAF部との分岐部にデカップリング回路を入れてみたが大きな効果はない。
デカップリングコンデンサには4700μFを入れてみたがダメだった。
何とかなるように調べてみようかな? (オイらの技量では無理かな・・・・・)


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久しぶりのジョウビタキ  - もう少しでジョウビのとみちゃんに・・・ -

2017-12-11 19:13:34 | 野鳥撮影実習


2017/12/10 (日曜日) 晴れ


この頃ちょっと姿を見せなかったジョウビタキが庭に遊びに来た。
木蓮の木に止まってこちらを見ている。
そーっと硝子戸を開けておやつ(ミルワーム)を投げてあげた。
そこから庭をじーっと見つめてミルワーム探し、パッと舞い降りてきて
それを咥えて美味しそうに食べる。
幾つか食べると、さぁーっと飛び去ってしまうのだが今日は何度も枝と芝生を行き来した。










硝子戸の近くの植木鉢の縁に止まってこちらを見ている。




投げたおやつが落ちた方を見つめて探す。




お腹がいっぱいになったのかな? ちょっと休憩して飛び去って行った。



ジョウビタキは少しは馴れてきたみたいだ。
以前、やって来た“ジョウビのとみちゃん”は毎朝、植木鉢に止まっておやつを待っていたけど
このジョウビタキもそうなってくれれば良いのだが・・・

雪が降ったら“雪だるまシーン”、節分には“豆まきシーン”、桃の節句には“ひな祭りシーン”と
いろいろな演技を披露してくれたジョウビのとみちゃん・・・
このジョウビタキが二代目とみちゃんになってくれることを心待ちにしている。


 







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四ツ目垣の工作実習

2017-12-04 16:37:32 | その他

2017/12/03(日曜日) 晴れ


庭の飾り四ツ目垣は作ってもらってから何年も経っていてそうとう痛んでいる。
この四ツ目垣はこの家を買ったときから飾りとしてあったもので何度も作り直しているが
結構費用がかかる。 お代官の話によると今の四ツ目垣は6万円だったとか・・・
ふーん、そんなにかかるんならオイらがちょっと工作?してみようか。

というわけで初めての四ツ目垣工作をしてみた。


ここに傷んだ四ツ目垣があった。
取り壊してからこの工作をブログねたにしようと思いついたので古い状態の垣根はなくなってしまった。



取り壊した廃材を集めてブログねたのために撮影した。



ホームセンターで買ってきた材料。 
元の垣根のものに比べると貧弱だけどこれしかなかった。
材料費は5千円しなかったと思う。
(何がいくら・・・だとかはすぐ忘れてしまう。レシートはすぐ捨ててしまうし・・・)



元の杭の位置に新しい杭を立てた。



杭と杭との間に竹を渡すために端っこを加工する。
竹を加工するのは初めてだ。 丸くてつるつるしていた工作しにくい。
ボール盤用のバイスで押さえて切断した。
それに竹は結構硬くてつるつるして、キリで穴を開けるのは大変だった。 ハンドドリルを使った。



1本目の横棒(何ていうのかな? きっと名前があるんだよね・・・)


全部で3本渡す。(前のがそうだったから・・・)



縦棒を立てて紐(シュロ縄)で結わきつける。
本当は「男結び」とかいう技法できつくしっかりと結わきつけるんだけどそんな難しい結わき方は
知らないから普通の結わき方で締めた。
シュロ縄はガサガサで締め付けはしにくい。 
目いっぱい力を入れても縄が滑らず締め付けられない。 手が痛くなってしまった。



何とか恰好がついた四ツ目垣。 




こっちも作り直そう。
こちらは金木犀や木蓮の木などの根っこが張っていて杭は打ちこみにくいので大変だ。



古い垣根は取り壊して新しい杭を打って作り直しだ。
工作は2回目だから少しは要領が掴めてはいるが、「二度目は失敗する」のジンクスが脳裏をよぎった。



何とかここまで来た。 あと1本、竹棒を立てれば完了だ。



完成した飾り四ツ目垣。



やれやれ、何とか恰好はついた。
だけど見様見真似の素人工作だから出来上がったものは貧弱でヤワで触ったら倒れてしまいそうだ。

総費用は5千円弱。
前回、庭師さんに頼んで直して(作って)貰ったのは6万円だから、その12分の1だ。
これなら毎年作り直しても12年はまかなえる勘定になる。(かな?)
そう思えばこれで上等だろう。

工作の後片付けをしていたら「ひッ、ひッ・・・・・」とジョウビタキの鳴声が聞こえてきた。
急いで家に入ってそうっと様子を見ているとジョウビタキが飛んできた。
そして新しい四ツ目垣に止まって庭の様子を見ている。







いつもの場所におやつ(ミルワーム)を投げてあげるとすぐ飛んできた。
最近は少し馴れてきたみたいだ。

ずーっと前の「ジョウビのとみちゃん」に一歩近づいたかな?




こんなことをして遊んでしまったので片づけは遅くなってしまった。
まぁ、新しいものは何でも気持ちが良い。
やらなければ、やらねければ・・・と思っていたことが片付いてほっとした。
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