何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

こりゃぁ、構造欠陥以外の何物でもない!

2021-07-09 18:22:36 | 電子工作
2021/07/08(木曜日) 雨

苦心して作ったバーサライタ3号用の回転アーム(プロペラ)は毎秒11回転でしか回せない。
最低でも毎秒20回転ぐらいで回転させたいのにその半分しか回らない。
原因はいくつもあるが、根元で支えた細長い棒の先端に重たいプロペラをつけて回そうって
いうんだから早い速度で回転させれば軸がブルブルと振れてしまうのは当然だ。




いろいろ考えたが結局、軸の先端に軸受けを置いてブレを防ぐことにした。



しかし、この回転軸は先端にはプロペラを取り付ける金具がロウ付けされているので
通常の軸受では回転軸を
通すことはできない。
そこで上下に分割した軸受けで軸を挟む形にした。

雨が止んだチャンスに工作場で作業を始めた。
あり合わせの材料を集めて工作する。



2mm厚のアルミ板切れ端で取り付けベースを作る。



2mm厚の真鍮板切れ端で分割軸受けを作る。



大体出来上がった分割軸受け。


基台に取り付けてみる。




軸を下から支える。


軸を上から抑える。


給電ブラシを取り付ける。


悪戦苦闘の末何とか軸の先端に軸受けを装着した。
そして早速回してみた。
確かに先端に軸受けを付けた効果はある。
プロペラは16回転/秒で回すことができた。
しかしこれ以上の速さで回すと今度はプロペラを支持しているアルミベースが
歪んでしまう。

そんな回転テストの様子を動画でご覧ください。



アルミベースは厚さ1mmのアルミ板でできているがこれが大変ヤワで回転時の
遠心力で変形してしまうのだ。
次から次へと欠陥構造が現れてくる。
でもここまで来たからにはやるっきゃない。
アルミベースを津kり直すぞぉー、 ガンバローっと!




コメント (6)
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