どうも、本橋です。
一週間ぶりですね。
昨日アメリカから帰国し時差ボケの影響はあまりありません。
アメリカに行っている間にわれらがキャプテン稲垣からキッカーに使うプッシュオフスイッチが届きました。
このスイッチは配線の仕方によりプッシュオンスイッチにもプッシュオフスイッチにもなるそうです。
でもこれ僕が先日秋葉原で買ったマイクロスイッチに似ている気がするんです。
と、思いマイクロスイッチとプッシュオフスイッチを並べてみると・・・
(左がプッシュオフスイッチ、右がマイクロスイッチ)
全く同じです。
同じオムロン製で、書いてある文字や図も同じです。
何かの偶然なのか?
ここでひとまず、マイクロスイッチとプッシュオフスイッチの説明を。
マイクロスイッチとは単純に言えばタッチセンサーのことです。
e-gadgetTTでついてくるものと同じ性質です。
つまり、センサーチェックをすれば何も押してないときは0%、押せば1000%(100%)となります。
プッシュオフスイッチとは、その名のとおり、プッシュしたらオフするスイッチです。
ボタンが押されれば回路を切断するようになってます。
この、スイッチが押されれば回路を切断するスイッチのことを専門用語で「b接点スイッチ」といいます。
b接点スイッチの仕組み
bがあるということはaもあるのでは?と思った方。
その通りです。
a接点スイッチとはb接点の逆、スイッチが押されれば回路をつなぐスイッチのことです。
a接点スイッチの仕組み
ちなみにc接点スイッチもあります。
スイッチが押されればある回路を切断し、もう一方の回路をつなぐスイッチです。
c接点スイッチの仕組み
僕たちはその、マイクロスイッチをボールの捕捉確認、プッシュオフスイッチをキッカーの制御に使います。
キッカーの制御でピン!と来てない人が多いと思うのでひとまず言葉で説明します。
当方チームは輪ゴムの力で打ち出すクランクキッカーを使っています。
輪ゴムを引っ張るのはギヤボックス使用なのでモーターを回さなければなりませんが、1.5V制限のモーターに6chMCB経由で7.4Vの電圧をずっとかけるのは非常に危険です。
そこで、ならずっと回しときゃーいいじゃんということでモーターに直接1.5V電池を繋げます。
ちなみに、6chMCBにも1.5V電池と並列で繋ぎます。
そうすると、モーターはずっと回り続けます。
しかし、ずっと回っていてもダメなのでいいタイミングで止める必要があります。
そこで、ギヤボックスの回っているところの端にプッシュオフスイッチをつければ、止まりますよね(ちょっと想像しにくいと思いますが)
あとは、打つ必要になった時に6chMCBから0.1秒だけ電流を流せば、打ち出せます。
打ち出したとはプッシュオフスイッチは回路をつなげている状況なので回り続け、定位置に来たら止まります。
これで6chMCBが焼ける確率は低くなります。
また、チャージするプログラミングも省略でき、制御も楽になります。
これらの考えはわれらがキャプテン稲垣のアイデアです。
明日、その仕組みを写真でアップします(百聞は一見に如かず)。
では、さよなら~