こんばんは
今日はサッカーとレスキューの試合で起こったある出来事について書きたいと思います。
まずはレスキューのほうから
実はレスキューは今年はじめて最初から最後まで競技を行いました。
はぁ?と思うかもしれません。
本当は一昨年も昨年も試合を行ったのですが公式記録は残っていません。
その理由は単純で選手はいても審判がいなかったからです。
レスキューは3,4年前から部門としてあったのですが上級生がいなかったものでルールすら知らない人がほとんど、おととしはコートだけ置いているだけで試合は行いませんでした(トリトンカップ実行委員も放置プレー)
昨年は僕やわれらがキャプテン稲垣がルールをある程度覚えてやったのですがやはりぐだぐだになってしまい選手も来なかったりライントレースすらできないという悲惨さでした。
そして今年はレスキュー部門にやっと後期生(高校生)がいるようになり部門としてもまとまってきたので「今年こそちゃんと試合をしよう」ということで専任の審判をおいて行いました。
ロボット部のホームページにも今年になってやっとレスキューの結果が載りました。
はい、で結果はといいますとまだまだです。昨年に比べれば格段にレベルは上がっているのですが。
まだまだ鍛えなければいけません。
で、そんなレスキューですが1チームだけ大変なチームがおりまして・・・。
一応全部で4走するのですが・・・
①途中まで動いたけれでもバンプで乗り上げられずリタイア(0点)
②またまたバンプでリタイア(0点)
③2日目の初っ端でセンサーの閾値調整ができていなかったためかライントレースすらできず(0点)
④途中までライントレースしてたかに見えたがライントレースではなくそのまま突っ切って落下!審判に救助される(0点)
という結果で結局1点も取れないチームがありました。
1年生チームで今年始めたばかりというのはありますが、もう少し頑張ってほしいです。
(というかレスキューするはずのロボットがレスキューされてる)
さて続いてはサッカーです。
今年のサッカーは1点差で勝敗を分けた試合が2試合もありました。
一つ目は準々決勝、FUERTE対PCRAKです。
正直、みんな「FUERTEが勝つはず」とほぼ断定で予想していました。
(ちなみにFUERTEは昨年トリトンカップで3位、昨年の東海大会でも1年生にもかかわらずベスト8に入っている)
さて試合が始まると・・・、どちらも点を入れない、もう5分経っているのにどっちも入れない、あれ?前半終わり?0-0?
という感じでかなりまったりとした試合でした。
が後半になってから試合が動き始めました。
なんとPCRAKが立て続けに2点も入れたんです。
会場にいる特に審判と選手は驚きを隠せません。(もちろんFUERTEの選手は焦燥に駆られています、なんせ相手は後輩です、負けるわけにはいきません)
そのまま20分間の試合が終わるかと思われた後半9分30秒、つまり残り30秒でFUERTEが1点を返します。
しかし残り時間はもうほとんどありません、そしてとうとう副審のテンカウントが始まります。
これで終わりかと思った残り2秒前にキックオフと同時にFURTEがさらに1点を返し同点となったため延長戦に入りました!
FUERTEの土壇場での巻き返しで会場は歓声で埋め尽くされました。
おっ、どうやら面白くなりそうだと思ったのもつかの間、延長開始直後10秒でFUERTEのダメ押しのゴールで勝っちゃいました。
(ちなみにトリトンカップのルールではもし後半終了時点で同点だったらそのまま試合を中断せずにゴールデンゴール方式の延長戦を始めます)
FUERTEはピョンピョンはねながら歓声を上げているなか、反対側のPCRAKはポツンと経っていました。
PCRAKは1年生のチームですが、まさか初めての大会でこんなことが起こるなんて彼は想像していなかったでしょうね。
でも僕自身ジャパンオープン2013東京の準々決勝で3-5の僅差で敗れたという経験がありますから「こういう経験も今のうちにしておきな
」と声をかけました。
準々決勝が終わりそして決勝戦の対戦相手を決める準決勝です。ここでも1点差で勝敗が決まりました。
海陽2年生チームの林檎と外部チームポセイドンの試合です。
この試合中僕はもう片方(I scream対FURTE)の審判をやっていたのであまり経緯は知らないのですが、前半戦が終わったときは5-8で林檎が差をつけていましたが後半戦が終わったときは13-12でポセイドンが逆転していました。
一応、得点版が・・・
おぉ!実際に見るとやっぱりなんかすごい。
詳細を知らないのでこれ以上書きようがないのですが。
過去のジャパンの決勝戦で1点差という結果が何度かありますけど、この時勝敗を分けるのは一体何なんでしょうか?
本当にロボットの性能が1点差だったとは言い切れませんよね。では審判でしょうか?審判のボールの置き方やそのタイミングで試合の勝敗を分けてしまうこともあり得ます。
しかし、(勝つことを視点におけば)こういう時に
ミスをしないロボットを作ることが大切です。
試合中何が起こるかはわかりません。バッテリーが爆発することもありますしどこかがショートすることもある。そういうことが起こらないように事前に準備をしておくことといざおこったときにすぐに対処できるようにしておくことは非常に大切です。
「わかりきったことを書くな!!」と思うかもしれませんが何が起こるか本当にわかりませんからね。
さぁ、本日はかなり長くなりましたがこのぐらいにしたいと思います。
(トリトンカップネタもあと残り1つだけです、あっ期待はしないで!)
では!!