殺し屋日記

東京で活動するプログレッシブ童謡バンド「殺し屋ベイビー」のオフィシャルブログです。

あとがき

2008年07月30日 01時26分17秒 | 殺し屋日記
三日目は大雨で、会場入りしてからは携帯をいじるどころではなく、帰りのバスで更新するつもりが電池が切れてしまい、翌日は自分が死んだ様になっていた為、今更の更新になってしまいました。

遅くなりましたが、なんとか生きて帰って来ました。

ものすごく歩いた上に、案の定大雨も降り、斜めのテントでは体力も回復せず、かなりハードな三日間でしたが、今となっては良い思い出です。

という訳で、これにてフジロックレポートは終了です。
お付き合いありがとうございました。



さらばフジロック

2008年07月30日 01時26分06秒 | 殺し屋日記
本当はこの後、ASA-CHANG→BILL LASWELL→ RODRIGO Y GABRIELAと観て、最後はシナロケでシメる予定だったが、連日の疲れと寒さのせいで、ここで敢え無くギブアップ。

撤退して、バスの時間(1:30)まで近くの温泉でゆっくりする事になった。

帰りに通り掛かったGREEN STAGEではプライマル二日目、女性ボーカル(CSSの人?)がゲスト出演していて楽しそうだったが、立ち止まる事もなく黙々と歩き続け、我々のフジロックは終わった。

温泉の後、初日以来飲んでいなかったビールを飲む。
帰りのバスはよく眠れそうだ。



LEE 'SCRATCH' PERRY

2008年07月30日 01時25分59秒 | 殺し屋日記
この時間帯は色々被っていて、何を観るか事前にすごく悩んだ。
菊地成孔、リー・ペリー、ゆらゆら帝国が30分置きに離れた会場で始まるなんて酷だなぁ。

結局、唯一会場が遠かったゆら帝を諦め、菊地→リー・ペリーで決定。

菊地さんを観ていてだいぶ遅くなってしまい、6曲しか観られなかったが、充分伝わった。
やはり音楽には国境がある。

頭から煙を出しながら歌うDUBの神様、ジャマイカから来たリー・ペリーおじいちゃん。
ステージ上でマ○ファナを連呼したり、喋るごとに笑い出したり、最後の曲で演奏中さっさといなくなったり、完全にフリーダム。
しかしながら、あの強靭なグルーブ。やはり生で観ると凄い。
一日目のファンクの人達と言い、本場と呼ばれる地域の住人はこんなにも違うものか。

アンコールも演奏してくれて、短い時間だったがとても楽しかった。

ライブ終了後、同行者の待つ客席後方のカフェで休憩。今後について話し合う。

座ったらどっと疲れが出て、体力の限界を感じる。
まだまだこれからの筈だったのに。



NARUYOSHI KIKUCHI DUB SEXTET

2008年07月30日 01時25分52秒 | 殺し屋日記
雨は一向に止まず、STEPHEN MALKMUSが終わってから菊地さんまでの1時間程、雨の中どうしたものかと悩む。
万全だと思っていた雨対策には欠陥があり、すでにBEN FOLDSが終わったあたりから合羽の中は水浸しで非常に寒い。ライブを観ていれば寒さは忘れるが、体力の消耗が激しい。

結局休憩の方を取って、雨の中寒さを紛らわす為にカレーを食ったりして待つ事に。

そんなこんなで、何とか1時間やり過ごし、ORANGE COATへ行くとちょうど始まっていた。

オーダーメイドのスーツで身を固めたジャズメン(ドラム、ピアノ、ベース、サックス、トランペット)が5人、バンド名にDUBと付いているとおり、後ろにリアルタイムで音響の卓をいじる人が一人。計6人でSEXTET。

会場に着くなり、超絶クール過ぎてまずは笑った。かっこよすぎる!
菊地さんのサックスをライブで聴くのはかなり久しぶりだったが、やっぱりこの人の音は過剰にかっこいい。
それは曲にも言える事で、往年のクールジャズとフリージャズの良いとこ取りして、さらにそれをドーピングしたみたいな、俺のようなド素人が観ても、とにかくどの曲も過剰なまでにかっこよかった。

複雑なメインテーマ、一曲中でどんどん変わるリズムアレンジ、ソロの入る(ソロが終わって去る)タイミング、生の楽器だけでも充分なのに更に過激な音色のミックス、どれを取っても完璧にかっこいい。

何回かっこいいと書いたか分からないが、ライブ中も事あるごとにぶつぶつ言っていた気がする。

途中、すぐ隣の会場からLEE PERRYの音が聞こえて来たが、最後まで残って観ることにした。
ライブが終わった頃には雨が上がっていた。


STEPHEN MALKMUS

2008年07月30日 01時25分43秒 | 殺し屋日記
&THE JICKS!!!

どれほど待ち望んだ事か。
はっきり言って、この人が来るからフジロックに来たと言っても過言では無いぐらい楽しみにしていた。

会場のWHITE STAGEに着いたら、予想以上に人が少ない。ので、かなり前へ。

相変わらずのユルさでライブは始まり、あっという間に終わった気がする。

THA JICKSはベース、ドラムのリズム隊が女性で、サイドギター兼キーボードが男性。それにマルクマスで計四人編成。
やはり最高だ。マルクマスは相変わらず良い曲を作るし、それを演奏するバンドも圧倒的なグルーブ感の無さ(良い意味で!)を持っている。

今回は、フリーフォーク+70年代ハードロックみたいな、最近のマルクマスの真骨頂とも言える曲調の曲が多かった。ギターも良かった。

ただ、観ていた位置が悪かったのか、ベースとドラムの音がもう少し聞こえても良かった気がした。
それと演奏時間。PAVEMENTが解散してソロになってから、特に&THA JICKS名義で出された2枚目以降は大曲が多いので、50分では短すぎたなぁ。
実際ライブは最新アルバムからの曲が多くて、そこからは聴きたかった曲が結構聴けたけど、他にもまだまだ聴きたい曲はあって、良いライブだっただけに物足りない気もした。

というわけで、結局また単独来日が待ち遠しくなったが、それでも最新のマルクマスを観ることが出来て本当に良かった。
頼むから、またクアトロあたりでライブをやって下さい!お願いします!