6月28日

2008-06-28 00:31:42 | Weblog

       ( すかしゆり・透百合)

 

百合匂う地球は月を抱きにけり       細井啓司

 

百合折らむにはあまりに夜の迫りをり   橋本多佳子

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4 コメント

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すかし百合 (こう)
2008-06-28 19:55:25
百合の香の強さからでしょうか、官能的な句が多いようですね。

全身が応えてをりぬ雨後の百合  青山 丈
声あげて目覚むれば百合匂ふなり 岡本 眸

風生さんなら (ころころ)
2008-06-28 21:16:47
こうさん、こんばんは
確かに官能句が多くありますね
私のように力の無いものが官能句を詠もうとすれ
ば、ただの言葉遊びになってしまいます。

声あげて目覚むれば百合匂ふなり 岡本 眸
この俳句には「口」「目」「鼻」と
全身が応えてをりぬ雨後の百合  青山 丈
には「全身」と 官能の感覚もさまざまで興味深い
ですよね。

またこの感覚と表現の対比もいいでしょ?

鐵砲百合神の鐵砲として白き     富安風生

風生さんにはやはり強い戦時体験があるのでしょう
ね「神の鉄砲」の措辞には銃前銃後の命を感じます

服薬や夜明の百合のうすみどり    岡本眸

服薬の中でも頓服は過ぎれば毒、毒か薬か紙一重の
うす緑なんて私の頭の中で妄想が広がります
つまりこの2句に流れるものは「命」と捉えました




白百合 (こう)
2008-06-30 21:01:00
確かに「命」ですね。

百合の中でも、白百合は別格です。
讃美歌496
1.うるわしの白百合 ささやきぬ昔を
  イエス君の墓より いでましし昔を
  (うるわしの白百合 ささやきぬ昔を
   百合の花、ゆりの花 ささやきぬ昔を)
2・春に会う花百合 夢路よりめさめて
  かぎりなき生命に 咲きいずる姿よ
3・冬枯れのさまより 百合しろき花野に
  いとし子を御神は 覚ましたもう今なお
   ( )はくりかえし
 優美なメロデイと歌詞で愛唱されています。 
白百合 (ころころ)
2008-07-01 23:19:48
白百合や聖母の像としるされし 寺田寅彦
白百合や一点見つめ礼拝す 上田日差子

白百合は特別な花なんですね
その潔白さと反面、香りも強く、花粉も艶やかです
そこが人との関わりが深くなった理由かもしれませんね。

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