12月 14日

2019-12-13 17:09:21 | Weblog
                  義士会・義士の日・義士討ち入りの日



     元禄15年12月14日の晩(今の時刻では15日の午前4時頃だが、当時は明け方
     から1日が始まる感覚があったので14日深夜と考える)、赤穂浪士47名が
     吉良上野介邸に押し入り、上野介を殺害して主君の仇を討ちました。
     物語は「忠臣蔵」として語り継がれています

     この吉良邸があるのがJR両国駅近く 徒歩8分程度のところでしょうか
     現在では吉良邸の一部を残しているのみです
     丁度深川に芭蕉が庵を構えていた頃の出来事です

     『義人祭』は芝高輪泉岳寺で4月1日~7日に
     行われる赤穂浪士の御魂供養の法会で春の季語になっています




     義士の日の空を切つたる雀かな            吉田鴻司


     義士の日や本所に老いて吉良贔屓           大島民郎


     義士の日や討入蕎麦にあたたまる           鈴木みすず


     討ち入りの日の蝙蝠傘と舌下錠            鳥居真里子


     搾れば薫る討入の日のレモンかな           夏井いつき


     天へ逃げし義士討入の日の風船            加倉井秋を


     義士の日の見知らぬ同志墓碑を読む          山口恵子


     義士会や浅野家の墓所浪速にも            大橋敦子


     義士の日の出店が売れり鯨尺             北野民夫



          


           首洗いの井戸(吉良上野介の首を洗ったと言われています)



          
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