11月 15日

2019-11-14 15:19:24 | Weblog
                木枯し・凩



     海の上進む木枯見えにけり         沢木欣一


     葛飾の句座木枯しが灯を強め        細見綾子


     木枯や伝言板に髑髏の絵          河原地英武


     木枯や海に船見ぬ能登の旅         櫻井幹郎


     木枯やスタバの広き硝子窓         武藤光晴


     木枯が懐に入る日暮畑           雨池志津乃


     書を習ふ窓を木枯叩きづめ         吉川利雄


     木枯しに嬌声あぐる女学生         荒深美和子


     木枯や寺に仁吉の旅合羽          山本悦子


     木枯しやビルの谷間の占ひ師        下山幸重


     木枯の途切るる路地やピアノ鳴る      山本法子




          



     凩の御油赤坂は雨まじり          能村登四郎


     木枯や子を思ふとき神だのみ        岡本眸


     凩の吹ききはまりし海の紺         深見けん二


     木枯の口に吹き入る修那羅仏        古舘曹人


     朝のパン外の木枯を見つつ焼く       福田蓼汀


     木枯やだらりとさがる象の鼻        飯田龍太




          


     
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2 コメント

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親として (夏子)
2019-11-14 16:28:02
木枯や子を思ふとき神だのみ

実感できる句です。こうするしかできないのが親、とも言えるかもしれませんね。
親として、爺として (ころころ)
2019-11-14 18:18:40
夏子さん、こんばんは
木枯や子を思ふとき神だのみ     岡本眸

まさに同感です
私は今年何回神様にお願いしたでしょうか?
娘の子(三番目の孫)が七五三でした
自分の子にも孫ににもやっぱり健康を
お願いしました
それしか出来ないけれどそれが親なのですね

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