カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

悪酔いとケンカにご用心

2014-11-14 | 時事

 ここにきて年末ただでさえ忙しいのにかんべんしてくれよ、という感じになってきた。問題はいろいろあって、このために消費税10%が先送りにされるほか、議員定数削減も反故になるという。約束や法律さえ守らないという法治国家が、北の国を笑うことが出来るのだろうか。ただでさえ予算案年越しである。どこの圧力か知らないけれど、金が欲しい要望に応えることだけの政治の限界ということなんだろう。圧倒的な合意にかかわらず決められない政治というのは本当に不思議に見えるが、結局寄り集まっている人間に統一性が無いということだろう。日本の保守というのは、おそらく米国の最リベラルよりずっと左だったりするような人も混ざっていたりする。無理があるのに同じ所帯というのが成り立っていることに、捻じれてもいないのにまがっている姿になってしまうのだろう。
 任期を二年残しながらそういう話になるのは、今後二年を見通しても、今の時期がやはり最大の勝てるチャンスだからというのが一番の理由だろう。良い材料も無いけれど、何しろ戦う相手が居ないに等しい。焼け野原で雄たけびをあげたら、誰もいないので勝利の旗を掲げることが出来る状況という感じかもしれない。もちろんリスクはあるのだが、今後の悪くなるだろう状況を鑑みると、背に腹は代えられない。長く仕事ができるし、整理したい人材もいるのかもしれない。相手が居ないのだから、こちらの都合さえ合わせられたらそれでいいのだ。
 地元の状況を見ても、まあ、やる前から地図は素人にも変わらないことが見て取れる。それでもやるんだなあ、ということだ。無投票には意地でもならないから、騒がしさだけが起こるということになる。冷めているのに無理にやかましい人もいる。そうなると担がれる人も限られるので、ホームタウンなら……という誹謗合戦が起こることくらいが予想される。またか、というかもう勘弁してくれ、というウンザリ感で、さらに政治離れは進むのだろう。老人のための暇つぶしの娯楽が政治ではない。みんなまともに働きたいだけなのに…。
 まあ、そういうことで、忘年会のネタにはなるんだろう。悪酔いさせて年を越す人を増やそうという魂胆かもしれない。まさにそれは狙い通り、果たされることになるだろう。
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