カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

阿漕なこと

2015-06-14 | ことば

 やり方がずるいことなどを指して「阿漕(あこぎ)なことをする」などと非難する。また、あくどいという意味などでも使われるようだ。
 もとは三重県の阿漕が浦の逸話がもとになっているとされ、昔そこが禁漁区であったものだが、再三にわたって密漁をしてとらえられた漁師がいたという。そういうわけで、もともとはしつこい様を指して「阿漕なこと」と言っていたものらしいが、なんとなくしつこいニュアンスは薄れて、禁を破るような悪さというような意味が残ったのかもしれない。
 しかしながら僕ら音楽愛好家としては、この阿漕なことといわれると、要するにアコースティックギターを連想してしまう。そういう人はあんがい多くて、アコギを弾くことを阿漕なことをするといったことのある人が、それなりにいる。たいして面白くもないのだが、どうしても言ってしまったり連想したりして、変である。
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