カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

儒教は嫌われるよ

2007-12-24 | 雑記
 風邪をひいているが心地よい休日。しかし、心は穏やかではない。こんなにもテレビが気になって落ち着かない日はない。何でって、高校駅伝大会があるから。ほとんどかぶりつきで半日が過ぎていった。
 まあ、結果として終わってしまってさびしい感じだ。最後は佐久長聖に勝たせたかった気もするが、勝負なんだから勝ったほうがやはり少し気持ちが上まった、と考えることにする。それぐらいいっぱいいっぱいの勝負だったのではないだろうか。ここ二ヶ月あまり楽しめたのだからいい思いをさせてもらった。改めて駅伝というのは難しいものだと感じた。今年の悔しさが残るほど、来年成長した人たちの姿をまた見たいものだと思った。今年の名勝負を生んだように、連鎖したドラマが来年をまた形作るに違いない。
 それにまだまだ駅伝シーズンは終わらない。昔はあんまり箱根は好きじゃなかったが、考えてみるとやはり面白いことには違いない。大学の選手も、あああの時の、という人がほとんどだ。みんなやめないでよくやるものである。

 放送が終わると子供の方は待ちかねている様子。そうして久しぶりに野球をする。風が冷たくてみんなどういうわけかお腹が痛くなる。人数が少ないので遠くまでボールを取りに駆けていかなければならなくて、だんだんしんどくなってきた。ゴロはアウトにしようと提案したら、どんどんアウトが増えてチェンジしてばかりだった。僕としてはその方がダラダラしないで楽しかった。

 さて、夜になってマンザイさん一家を高速道路バス停までお迎え。何年ぶりの再会だったっけ。
 この日のために中国語を復習しておこうと二冊の入門書を買っていた。その上、あれ、読むのを忘れてたよ、ということをバス停で思い出した。そういう訳で、最初はかなり撃沈してマンザイさんの発音がまったく聞き取れなかった。まあしかし、何とかごにょごにょ言っているうちに宴会になって酒を飲んでK三さんも混じっているうちに楽しくなってだいぶ思い出した。相変わらずまじめな人だよ。たとえ話が教訓的で、そういう儒教的な側面もまた懐かしかったのだった。
 子供たちもいつのまにかうちとけて、ぜんぜん言葉が通じないはずなんだけどえらいものだね。年齢的にも近いらしい。制度が違うので学年は違うそうだが、下の子たちは身長もほとんど同じだった。
 お互いゲームばかりだよ、という親の愚痴まで国際化されているのが可笑しかった。俺は買ってないよ、買ったのは妻だ、と言い訳するのも、なんだか一緒だよ。携帯なんてとんでもない、なんて言っているけど、やっぱり買うくせにね。どんどん悪いこと覚えて楽しいじゃん、と僕は内心思っているけど、口には出さないでおいた。愚痴は愚痴なんだから聞こえないことがあってもいいのだ。
 普段は厳しいお父さんも、子供から飲みすぎだと注意されておとなしくなった。僕なんていつもと一緒だから無関心だ。やはり日頃の行いだね、なんてどちらが問題なんだろうかということを棚に上げて思うのだった。
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