カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

問題のすり替えだ

2007-09-22 | 雑記
 それにしても暑い毎日だ。外に出た瞬間ドッと汗が噴出す。車になんかとても乗れない(もちろんそれでも乗るのだが)。三十何℃あるか分からないが、真夏より暑いんじゃないか。なんかやってらんねぜ、という気分だ。日差しの圧力に屈して日陰に逃げる。そういえばセミは鳴かなくなったな、とふと思った。夏は終わってしまったのだろうか。今は暑すぎる秋なのだろう。

 いろいろあるのにばたばたと移動して着替えに帰ると、ひっきりなしに電話を受ける。話が終わらず玄関から中にはいれない。ようやく用件が済むと、とても会議の時間に間に合いそうにない。仕方がないが急いで着替えて会場へ。もちろん遅刻で隠れるようにするりとドアの中に入る。F川君が席を譲ってくれて、何とか座れる。順番に挨拶があって、会議というよりスピーチ会である。まあ、それはいい。
 しかし、ある方が言われた「もったいない」の話だけは、僕には解せない。懇親会のたくさんの残り物についての言及である。世界には飢えている人もいるのに、などというよくある話だ。たくさんの残り物は確かにもったいないが、根本問題はすり替えだと思う。そもそも宴会をやめればいいのだ。人が集まらなければいいのだ。どうしても効率が悪くなって、正確な量のオーダーを賄えない。結果準備しすぎ作りすぎ余らせる。残さないというのは倫理かもしれないが、つくられた食料は、胃に捨てるのもゴミ箱に捨てるのも、根本的には同じことである。もったいないの解決は、最初から作らせない努力にかかっていると思うのである。池田信夫の言うように、地球温暖化なんて架空の騒ぎに講じてないで、貧困問題にストレートに取り組むべきだ。認識と勉強が足りない発言だと思ったが、偉い人の発言なので、あきらかな勘違いにもかかわらず文系社会では文句は言えない。後片付けをする精神性は偉い人には違いないが、そういう精神を他人に強要すると卑しくなる。こういう人間が年をとり説教を垂れ流すのだろう。若いうちからこうなんだから、もう救いはないな。あー、卒業が嬉しいな。
 だんだん睡魔に襲われてどうにもならなくなり大変に困っていると電話がまたかかってくる。他に所要もあったのでついでに会場を失礼して抜け出した。

 夜はPTA。ここでの出番はあんまり無し。部長さんが気の利いた人で、僕の出る幕がないのである。
 会議の内容はほとんど詰まっており、確認を取るという感じ。いちおう役割をふって、組織固めをする。みなさん羊のように柔順に従っておられた。
 僕のほうは事業実施日と出張とが重なっており、また不義理をしなくてはならない。人形劇とミニコンサートの予定であるが、僕には崇高かもしれない。これも神の思し召しであろう。ありがたく欠席させてもらおうと思った。

 小飼弾さんの座右の銘は「Si Vis Pacem, Para Bellum」なんだそうだ。「汝平和を欲さば、戦いの備えをせよ」。K村君がよろこびそうな言葉だな、と思ったが、やはり、これは自分自身を鍛えなければ、ということだろう。努力といえばべたべただけれど、なかなか洒落ているではないか。僕も座右の銘に加えることにしよう。
コメント (1)
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