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「屈辱を晴らす」

2009-04-30 04:25:23 | Sports
 マブスにとって、スパーズは幾度と無くプレイオフで立ちはだかってきた相手だった。。。幾度と無く、堅いディフェンスでマブスを封じ込め。。。

 ダーク・ノウィツキーが31得点と奮起し、ダラス・マーベリックスが敵地でサンアントニオ・スパーズを106-93と一蹴。2006年以来初めてファーストラウンドを突破し、カンファレンス・セミファイナル進出を決めた。

ここ10年間で4回の優勝を果たした強豪スパーズだったが、1999年に初優勝をした翌年の2000年以来初のファーストラウンド敗退を強いられた。スパーズはレギュラーシーズンで第3シードを獲得したが、プレイオフが始まってからは6位シードのマブスが、上位シードのチームに見えたのは明らかだった。

マブスはデンバー・ナゲッツとニューオーリンズ・ホーネッツの勝者と、セカンドラウンドを戦うことになる。現在ナゲッツがシリーズを3勝1敗とリードしており、29日のデンバーの試合で決着のつく可能性もある。

スパーズではティム・ダンカンが30得点、トニー・パーカーも26得点と健闘したが、またしても援護が少なく、ビッグ2では勝てなかった。

だがマブスにとっては、セカンドラウンド進出まで辿り着くのは劇的な変身が必要だった。3月終盤にはプレイオフ出場のボーダーラインにおり、下位のオクラホマシティ・サンダーにふがいなく負けたときには、マーク・キューバンオーナーから公衆の面前で激しい叱責を受けていた。だが最後9戦中7勝をしてプレイオフに臨み、14戦で11勝をものにした。

またマブスは同じテキサスのライバル、スパーズとのシリーズを制したが、ティム・ダンカンの時代にスパーズがホームでプレイオフシリーズに敗退したのはわずか2度目。その1度目もマブスに2006年のウェスタン・セミカンファレンスで退けられている。

マブスではジェイソン・テリーも19得点、ジョッシュ・ハワードも17得点と6人が二桁得点を記録。ハワードはこの日が27歳の誕生日となったが、今回はリック・カーライルHCからパーティーの許可がもらえるかもしれない。昨シーズンはマブスがプレイオフで惨敗を喫したが、誕生日パーティーをキャンセルしなかったために、エイブリー・ジョンソン元HCの怒りを買った経緯がある。だが今回はシリーズに勝ってから、コーチもちのパーティーとなるかもしれない。

ハワードのマブスへの最大のギフトは、第3Q残り4分20秒の3ポイントだった。それは流れを変えたショットとなり、ハワードは喜びでサイドラインをスキップし、スパーズファンから大ブーイングを浴びた。ジェイソン・キッドがブザービータートとなる3ポイントを決めて82-67とすると、シートからチームメイトが飛び上がってコートに流れ込んだ。勝利を確信した選手たちは、第4Qにはリードを許すことは一度もなかった。

一方、スパーズはパーカーとダンカンに頼ってシーズンを終わることになった。第4戦でチームの75%の得点を2人であげた後、この第5戦でもまた2人だけがチームの二桁得点を記録した。

スパーズはここ10年リーグトップの勝率を誇ってきたが、ここからどういう方向へ向かっていくのか、難しい状況となった。今季またディビジョン優勝を果たし、10年連続50勝以上をマークしたが、このシリーズの第3戦では67-88と、スパーズプレイオフ史上最悪の敗退を見舞われた。

弱体化の最大の原因は怪我人続出で、33歳のダンカンの膝の故障から、昨季のプレイオフで大活躍したマヌー・ジノビリーまでさまざまな故障に見舞われた。ジノビリーはわずか44試合しかプレイできず、プレイオフは膝がまだ回復しないため全休となった。その穴埋めをパーカーが全力を尽くして埋め、スパーズのグレッグ・ポポビッチHCがチーム最大の功労者と称える活躍をした。この最終戦でも12アシストも記録したが、ダンカンと2人では勝てなかった。

ロジャー・メイソンからベテランのマイケル・フィンリーまで、サポーティングキャストが終盤不振で、ここまでの栄光の日々を支えたロールプレイヤー不在に泣いた。来季にはビッグスリーが復活し、1999-2003年まで優勝がなかったのに続く、ここ2年の優勝に見放された不振を回復し、再出発すると思われる。


 やはり、ジノビリ不在とメイソンの不調が痛かったな、スパーズは、、。いつまでも、ダンカンに頼るわけにもいかないからな。彼の身体も長年のプレーで負傷が多くなってきているみたいだし。
 マブスの次の相手は、ナゲッツだろう。


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2 コメント

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意外にあっさりでしたね (tk)
2009-04-30 22:48:43
深夜のBSでやってたみたいですね、寝ちゃいました・・・

プレーオフではスパーズの粘りが全く無かった感じがしますね、やっぱりジノビリ不在というのがモチベーションの低下になったのかなと、ただスパーズが1勝止まりだった事がビックリでした、

ナゲッツ対マブスが確定しましたね、こちらは接戦になりそうな気がします、
こんばんは (obukorikori)
2009-04-30 23:01:05
 パーカーとダンカンの活躍はさすがと思いましたが、ビッグ2では分が悪かったですね。
 ハワードやテリーに対抗できなかったのが敗因でしょう。

 マブス対ナゲッツ、ハワードとカーメロのところがキーになりそうですね。
 テリーとJRの出来も重要かな。

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