画寫庵Progressive

松平惟光の写真日言己巾占。

たこフェリー

2008年03月27日 | 明石のひみつ

こういううららかな春の日には、お船に乗って意味もなく
島に渡ってみたくなりますな。
手前に転がっている、なんかデカくて丸くて浮くようだけど
用途不明な物体の存在が港っぽい。

船体にタコの絵が描かれているのが「あさしお丸」
イルカが「あさなぎ丸」。



もう一隻、「あさかぜ丸」というのがあって、
これには何も描かれておらず、うっかり乗ると少し損した気分になったりする。
ちなみにイルカでも少しがっかりする。

ところがこの損した丸、イヤサ、あさかぜ丸がこのほど

人気マスコットで客室改装 29日たこファミ号就航
明石淡路フェリー(明石市中崎二、愛称・たこフェリー)は、所有する三隻の船の一つ「あさかぜ丸」(一、二九六トン)の客室を改装し、同社の人気マスコットキャラクター「たこファミリー」をふんだんにあしらった空間に一新する。二十六-二十八日に内装工事、名称も「たこファミ号」に改め、二十九日から航行させる。(神戸新聞NEWS 3/25 09:36)


突然の逆転。タコが描かれていようがイルカがいようが馬鹿者には見えない
絵が描かれていようが乗船してしまえば関係なし…だったのが
乗船してからハッキリ差が出るという展開に。

しかしこれはやむなくの判断だったようで…

当初は、船体にたこファミリーを描こうとしたが、明石海峡大橋との競合や原油高による経費増など苦戦が続く中、客室の改装に資金を集中することにした。


そうなのか…でも結果オーライになるのでは。
まあ、たこフェリー、通勤通学仕事に普段使いなヒトも多いと
思いますが、そういうヒトにとってはどうなんだろう。

ところで「たこファミリー」略して「たこファミ」。
その伝で行くと、「たこフェリー」を略すと「たこフェ」。
美味しそうですな。


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