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寂光寺  囲碁本因坊の聖地  三宅碑

2015年07月24日 00時31分33秒 | 寺院

顕本法華宗  京都市左京区北門前町469

はじめは、上京区室町出水(京都御所の西)にあったが、

その後 寺町二条に移転し 宝永5年(1708)に今の地に移った

寺町二条から移転

天正の頃、開山日淵上人の弟子に日海(算砂)と囲碁に優れた僧がいて、

塔頭本因坊に住んでいたので、本因坊と呼ばれた。

算砂は信長から名人の名を贈られ、

秀吉からは四石を賜り、棋士の俸禄制を残した。

家康からは将軍家の指南や全国棋士の昇進査定などを行った。

また、毎年3月ごろに、江戸に行き、江戸城で碁を行い、

金銀を賜って帰洛したといわれている。

1623年に64歳で亡くなったが当寺の住職は囲碁に通ずるものであった。

昭和14年(1939)に21世秀哉のとき世襲制から、

試合に勝った実力者が本因坊を襲名することになった。

墓地には本因坊算砂、2世算悦、3世道悦、

4世道策、5世道知の墓がある。

大正12年の建立 京都三宅安兵衛建之

 

 

 

鐘楼  後ろは 本堂

 

本堂の扁額

 

 

 

ムクゲ

 

平成27年7月21日 撮影

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