前日夜から当日朝にかけて雨が降りつづいたので開催が危ぶまれましたが、
8時過ぎ、ハッキョに電話で確認すると「実施します!」との力強いお返事。
開始時間は11時~と少し遅れてのスタートでしたが、
もともとの開始時刻の9時半には生徒や先生たちが砂をまいて、
グラウンドを一生懸命ならしていたようです。
「一心団結」の思いは、こんなところからはじまっていたんです。
わたしたちは、グラウンド正面の来賓テントに案内していただきました。
保護者席には、生徒の親だけでなく、ハラボジ・ハルモニ、地域の同胞、
初級学校に通う子どもや先生(生徒の親でもあるんです)の姿もあって、
京都と滋賀をあわせた、ウリハッキョ・コミュニティーが結集した感じでした。
借り物競争ならぬ、借り人競争では、そんなコミュニティーを支える人たちが、
生徒たちと手をつないで一緒に走る姿を見ることができました。
いつか、こっぽんおりも、一緒に走れるくらい体育祭の常連になりたいものです。
日本の学校では「赤組」「白組」ですが、朝鮮学校は「紅軍」「青軍」の対抗戦です。
競技は、日本の学校でもおなじみの、棒倒し、綱引き、長縄跳び、騎馬戦のほか、
朝鮮学校ならではの、家族と一緒に走る家族走、農楽舞などもあります。
組体操は、集団体操(マスゲーム)と呼んで、人間ピラミッドを組み上げます。
それに、各部活動の行進があって、このときの生徒たちはとても誇らしげです。
おもしろいのは、各種競技にタイトルがつけられているところです。
例えば、棒倒しは、「見せてやろう!団結した力を!」、
初級生の競技は、「われら未来の主人公」、
むかで競争は、「身体つなげて前に!」、といった感じです。
プログラムを見るだけでもドラマチックなのですが、
生徒たちが泥まみれになって、歯を食いしばったり、仲間と抱き合って喜んだり、
そんなシーンを見ると、スローガンめいた言葉が心にぐっと響いてくるのです。
生徒たちは、出場者だけでなく、実況中継と応援の放送、競技のBGM、
それぞれ一人二役も三役もこなしながら体育祭の主人公になっています。
きっと自分たちが体育祭をつくっているという感覚があるのだと思います。
そして、保護者や先生たちも、遠慮なくそこに絡んでくる、
ウリハッキョの良さをたくさん感じた、すばらしい体育祭でした!
p.s.屋台を出してくれたオモニたち、ありがとうございました。
すじ肉、とてもおいしかったです。
8時過ぎ、ハッキョに電話で確認すると「実施します!」との力強いお返事。
開始時間は11時~と少し遅れてのスタートでしたが、
もともとの開始時刻の9時半には生徒や先生たちが砂をまいて、
グラウンドを一生懸命ならしていたようです。
「一心団結」の思いは、こんなところからはじまっていたんです。
わたしたちは、グラウンド正面の来賓テントに案内していただきました。
保護者席には、生徒の親だけでなく、ハラボジ・ハルモニ、地域の同胞、
初級学校に通う子どもや先生(生徒の親でもあるんです)の姿もあって、
京都と滋賀をあわせた、ウリハッキョ・コミュニティーが結集した感じでした。
借り物競争ならぬ、借り人競争では、そんなコミュニティーを支える人たちが、
生徒たちと手をつないで一緒に走る姿を見ることができました。
いつか、こっぽんおりも、一緒に走れるくらい体育祭の常連になりたいものです。
日本の学校では「赤組」「白組」ですが、朝鮮学校は「紅軍」「青軍」の対抗戦です。
競技は、日本の学校でもおなじみの、棒倒し、綱引き、長縄跳び、騎馬戦のほか、
朝鮮学校ならではの、家族と一緒に走る家族走、農楽舞などもあります。
組体操は、集団体操(マスゲーム)と呼んで、人間ピラミッドを組み上げます。
それに、各部活動の行進があって、このときの生徒たちはとても誇らしげです。
おもしろいのは、各種競技にタイトルがつけられているところです。
例えば、棒倒しは、「見せてやろう!団結した力を!」、
初級生の競技は、「われら未来の主人公」、
むかで競争は、「身体つなげて前に!」、といった感じです。
プログラムを見るだけでもドラマチックなのですが、
生徒たちが泥まみれになって、歯を食いしばったり、仲間と抱き合って喜んだり、
そんなシーンを見ると、スローガンめいた言葉が心にぐっと響いてくるのです。
生徒たちは、出場者だけでなく、実況中継と応援の放送、競技のBGM、
それぞれ一人二役も三役もこなしながら体育祭の主人公になっています。
きっと自分たちが体育祭をつくっているという感覚があるのだと思います。
そして、保護者や先生たちも、遠慮なくそこに絡んでくる、
ウリハッキョの良さをたくさん感じた、すばらしい体育祭でした!
p.s.屋台を出してくれたオモニたち、ありがとうございました。
すじ肉、とてもおいしかったです。