休みに（２）～計画立てず

　主人と私、毎日が日曜日になってもう何年にもなります。だから、毎日を目標を持って、計画的に、有意義に過ごさせねばならないと思っています。でも、主人は何をしてよいか捉えどころもなく過ごしています。それに対する主人の言い訳は；②
　「下手の考え休むに似たり」と言うが本当にそうだろうか。下手な者は何回も堂々巡りして結論が出せないで無駄な時間を使っている。会社時代はそう言う考え方かもしれない。が、今は会社時代ではない。考える時間があり、結局は原理、原則の基本を調べなければならぬことを悟る。悟ることが知恵である。こういう時はこうと、いきなり問題の個所だけを深く切り込み調べようとするのは知識である。結果がすぐ出て効率的であるが、広い範囲での応用が効かぬ付け焼刃である。今は会社と言う狭い世界のＯＮ時代は終わり、会社と言う枠組みのない広い世界のＯＦＦ時代に居る。だからＯＮ時代の逆を行く。目標を持たず、計画を立てず、結果を求めず、ブラブラと道草をして過ごす。そこには必然性にはない“偶有性”の面白い世界が広がっている。深さより広がりを大事にして生きたい…のだそうだ。
　今日、立冬で昨日に比べ５℃も下がりましたがまだそれほど寒くはありません。また、松坂屋に秋野 不矩・絵（１５０万円）、穐月明・掛軸（４２万円）を再度目の保養をしに行きました。この不況下高額なので売れてはいませんでした。