郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

冷たい朝

2009年12月17日 | 日記
 昨日は桜島でも初冠雪した。さらに今日は山形・鶴岡で1メートル近くも雪が積もったらしい。外に出ると風が冷たい。日経新聞大阪支社であるセミナーに参加する予定を変更し家籠りすることに決めた。

HappyRetirementについて小説家・浅田次郎に毎日TVアナウンサー角がインタビューして、退職後Happyと感じるのは「晴耕雨読」で過ごしている時でしょうと浅田が答えていた。が、角は自分もそのように過ごそうとしたがそれでは成長がない、生きてない、ほどほどの欲がないとそれらを実感できないと持論を展開した。

果たしてそうであろうか。ほどほどの欲はほどほどで済まなくなる。隠居してもほどほどの欲を持てば院政を敷き二重構造になる。過去に未練を残さないのが退職・退位である。そうでなければ老害を出して嫌われようが一生現役でやればよい。浅田が言うのとは方向が違う。晴耕雨読とは現役で出来なかったことをするというこで晴耕雨読でも新たな欲は非常に強いか、晴耕雨読で仙人のように欲を超越して淡々として生きるかのどちらかである。どちらも自己において満足な生活であろう。

 私は小説を読んでいないが参考に~HappyRetirement(著者浅田次郎):http://goethe.nikkei.co.jp/human/091126/index.html


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