新年の ご挨拶へと 方々へ

車走らせ　　西へ東へ

てるおですけど、何か？

義祖母の1周忌法要をしっぽりと終えて、
「もう1年かぁ…早いなぁ」

と思いながら、
気持ちを切り替えて、
遅ればせながら、お世話になっている
元請けの企業さんへ新年のあいさつ回りへ向かった。

来年度へ向けての打ち合わせを兼ねて。

1社目は、
先方が、
経費削減のために、年間のスケジュールがだいぶ変更になり、
だいぶ減額となってしまう為に、
こちらの希望案を提示し、スケジュールの提案をしに伺った。

こういう類の話って、苦手なんですが、
会社としては、していかなきゃいけないのよね。

最近は、仕事に自信を持てるようになったので、
「社長」としての自覚が解かって無かった数年前より、
話が早くなったかもですわ。

お互いの折衷案で商談成立。
すんなりと話がすすみ、
2社目へ。


2社目から任せて頂いている現場は、
万年人手不足気味なところがネックだが、
ここ数年で、だいぶいいお付き合いができてきたと思う。

以前その現場は…
「あんたら掃除しに来てるんだから髪の毛1本もあっちゃいけんでしょ！」
くらいの言われようで、ずっと高圧的な態度で接されていたのよ。
社員さんだけでなく、パートさんからまで。


この時代にちょっと酷くない？

更にわしらの作業時間になっても、
残業とかこつけて、現場に居座って、
作業ができない状況が何度もあったり。

残ってる社員さんに挨拶しても、無視…これ当たり前。

店長からしてそんな感じで。。。。。。


過去一理不尽だったのが…
「西日本豪雨災害」のあの夜の事…

横殴りというレベルを超える、バケツをひっくり返したような大雨の中、
命がけで現場に行って、作業をしていたのだが、

露天風呂なんて、何してるかわからないぐらい、ずぶ濡れ。

テラスや窓ガラスなんて、拭いても拭いてもびちょびちょな訳ですよ。
雷も近くで鳴りっぱなしで、近くに落雷して、
一瞬建物が停電したり、
命の危険を感じながら、みな作業を続けた。


その朝の立ち合い時、

「テラスが濡れてるんですけど、きちんと掃除されたんですか？」
「玄関前の回廊も砂が多いんですけど、ちゃんとやりました？」




…この時はさすがに、


「何をお求めで？」となった。

書き出したらまだまだ出てくるから、この辺でやめとくが…


…で、積もり積もって、数年前…わし爆発。


その部下の役職のある社員さん作業のが立ち合いできた時に、
「私共も、日々、
綺麗な状態をたくさんの利用者さんに提供したいという思いで
作業をしているのですが…
私共のスタッフが、日々このような感じの対応を
店長さんから受けてるのですが、
会社全体がそのような雰囲気なんでしょうか？」

と尋ねたことがあった。

そして、元請けさんにも状況を説明し、
相談させていただいて、
3社の代表で話し合いをする機会を持っていただくか、
その現場を、元請けの企業に戻させていただくか、
どうにかなりませんか？と。

その後、暫くして店長は異動になった。


わしらの
毎日の丁寧な作業、先方の注文への迅速な対応や、
礼儀正しさ等々…当たり前のことなんですが…
それらがを理解できる社員さんに代わっていった。


「業者！」
という扱いから、脱したのだった。


日中働いているスタッフさんと、同じ気持ちな訳ですよ。
わしらも。

…

本年も、その思いをさらに作業に込めて、
対応していく旨の話をさせていただいて、
某企業を後にした。


どちらの企業さんに対してわしらができることは、


「誠意をもって求められた以上の結果を出す」って事だけなのよ。

それだけ。

ほんとそれだけ。


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