逸酒創伝 ぬるかん日記♪~東京の老舗酒問屋「コンタツ」 若手社員奮闘中~

熱すぎず、冷たすぎず。
リラックスできる「ぬる燗」のような関係を、あなたと。

赤部酒造@岩手県 蔵元便りパート3 写真をアップしました!

2013年11月27日 | お酒

こんばんは。コンタツ営業統括部のキムラです。

はぁ~背中がいたい。寝違えたか。いったいわ~




でも、この方々を前にしたらそんなこと言えないよう~

櫂棒で攪拌

私も体験させて頂いたことありますが、想像を絶する労力。水分を含んだお米ってこんなに重いのね。

前回の浜娘さん蔵だよりパート3の写真のアップがまだでしたので、ご案内いたします

もろみ作り

6000リットルのタンクだそうです。

前回澤乃井さんで8000リットルのタンクを間近に拝見したのですが、それよりも小ロットですね

ぶくぶく・・・

香りが漂ってきそう。

ところで期待の星、谷藤さんはどこにおるん~???笑




というわけで・・・私も泣き言をそう簡単に口にしてはならずと思い、

とりあえず、お隣のビール担当の先輩にだけっ「せなか~」と言ってみました(結局言ってるんですが)

先輩は先輩で人生いろいろあるらしく「血も涙も無いやつらだな・・・」とぼやいていました。

先輩の観察はたのしいな

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赤武酒造@岩手県 本格的に仕込みます!蔵便りパート③

2013年11月27日 | お酒

おはようございます!コンタツ営業統括部キムラです。

やっぱり昨日のブログがアップされてませんでした!

原因はどうやら私が「せっかち」のようで、よう確認せずに、ポイポイ画面を消しちゃうのがいけんらしい。

でも最近のブログ機能は優秀で、ちゃんと最後のデータが残っていました

それではご覧ください。浜娘さんの蔵元だよりパートすりぃ~

11月も最後の週となりました。
忘年会シーズン到来です。

ぜひ最初の乾杯は『浜娘』でお願いします!
それでは、製造報告第3弾です。

先日報告致しました麹はふっくらホクホク、甘みもあってとても良い香りです。
私達の仕込み方法は、『初添』『中添』『留添』と3回に分けて仕込む3段仕込みです。

はじめに酒母というお酒の酛(もと)を造ります。担当は赤武酒造期待の星である谷藤平です。
気の抜けない作業が続きます。私は…見守り隊です。

いよいよ、大きな仕込みタンクへ!

酒母をタンクへ運びます。仕込みタンクの大きさは約6,000リッター。
今回は”ため”という専用の桶のようなものに汲み、担いで運びました。かなり重い上に中身が液体なので、
慎重に慎重に。「持てます!」と一緒になって担いだ私ですが、かなりキツかったです。
悔しいのでみんなには言いませんっ。

『初添』はそこへ麹、水、蒸し米を入れて行きます。こうやって出来たものが”もろみ”と言います。
櫂棒(かいぼう)という長~い棒で混ぜます。この時、均等に混ぜることで一定の温度になり発酵も安定するのです。

同じように、『仲添』そして『留添』と進んでいきます。

最初はもろみの量が少ないので、リズムよく混ぜていくのですが、投入する蒸し米の量が100kgを超えてくると
押すにも引くにも全力です。去年は10分ほどで手のひらに豆ができた私は、今年はしっかり手袋をしました。

お客様の提案で、ひょっこりひょうたん島の歌を口ずさみながらの櫂入れ作業。
元気な井上と一緒に頑張りました!

ここからは、もろみの力を信じて温度を管理していくのみ!
みんな、毎日もろみの様子をみに行っては、話かけているようです。
もろみの発酵する音は毎日変わります。

しゅわしゅわ... ぷくぷく ぽこぽこ ぽっこんっ さわさわ。。。
香りと音が創りだすこの空間は、まるで別世界です。私達はすっかり虜になってしまいました。

この次はついに搾りです!

 

酒造りをしていない者でも、体力と根気が必要なのだと分かりますね。

また、作業工程はスピードを要します。

繊細な感覚と大胆な行動も必要。

期待の星である谷藤さんにはぜひがんばってほしい

ところで大槌町はあのひょっこりひょうたん島のモデルとなった蓬莱島があります。

浜娘さんのメールの署名部分には下記決意が記されています。

大槌町は負けない!

赤武酒造は負けない!

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