逸酒創伝 ぬるかん日記♪~東京の老舗酒問屋「コンタツ」 若手社員奮闘中~

熱すぎず、冷たすぎず。
リラックスできる「ぬる燗」のような関係を、あなたと。

東京の秘境

2008年04月07日 | お酒
コンタツ販売統括部の中井です!

みなさん、どのような週末を過ごしましたでしょうか?

私は初「青梅ツアー」に行ってきました

目的は桜を愛でること!



ちょっとうそです。本当は桜を見ながらお酒を飲むこと!

(残念ながら梅はもう時期が過ぎてしまったので…)

青梅といえば、「澤乃井」という銘柄で有名な小澤酒造のある場所ですね。

澤乃井売店前

天気も良く、桜もちょうど満開の日でしたもっさりしてましたよ。

沢井駅から歩いてすぐ目の前に酒蔵があり、

さらに道路を渡って下に続く階段を下りると、眼下に多摩川が!

色は綺麗なエメラルドグリーン。周囲の風景とよくマッチしていました。

この多摩川、もちろん上流部分に位置しております。なので、水がすごく

澄んでいます。下流部分の多摩川しか知らなかった私は、

この深い色合いをもった川と対面した時、心底感動しました。

う~写真だと分かりづらい…

お目当てのお酒も忘れてはなりません。

これは勉強だ、勉強なんだ、と言い聞かせて利き酒を行なう。

(小澤酒造ではきき酒処ができる建物があります。)

おちょこももらえます!

大吟醸を飲みながら、桜を鑑賞。う~ん贅沢ですなぁ



「澤乃井」の由来は、その昔、酒蔵の所在地が「沢井村」と呼ばれており、

その地名に因んで命名したものだそうです。

(「沢井」とは、豊かな名水が沢となって流れるところからつけられた

地名とのこと。)

また、多摩川に沿って遊歩道がありますので、渓谷を散策することも

できます。桜が目的(あっお酒も)ではあったのですが、多摩川と

渓谷をみると、何だか心が落ち着きます。多摩川周辺にはクライミングの

人達が大きなマットを担いで、岩場に向かっておりました。

また釣堀を楽しむ人達も。多摩川を中心にいろんなコミュニティが

存在するのですね。川は人をひきつける。そして、お酒も。

こういう豊かな自然環境が整っているからこそお酒が醸せる。

そして、私もひきつけられた一人。間接的に何かがつながっている。

人間の声よりも鳥のさえずりのほうが多く聞こえるのではないか、

と思わせるような自然豊かな場所で大きな存在を感じ取って帰った一日でした。


小澤酒造へのアクセス
電車:JR青梅線 奥多摩行き「沢井駅」より徒歩約5分
車:八王子ICから約80分、圏中道青梅ICから約40分
私はブログ「社員Aの報告」をよくチェックしてます♪