My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

ちょっとしたマイ・ブームな音楽 ~ディスコ・サウンド~

2018-10-21 11:10:00 | 音楽

私のなかで今、少しブームとなっている音楽は、75年~80年の「ディスコ・ミュージック」です。

きっかけは、マイケル・ジャクソンのレコード「スリラー」を購入してからです。

学生時代に毎週末毎に新宿や渋谷のディスコに繰り出した事を思い出します。(恥;)

マイケル・ジャクソン(MJ)に続いて、アバ(ABBA)のベスト盤LPを購入、さらに「サタデー・ナイト・フィーバー」、そしてノーランズのLPまで手に入れました。

EW&F、YMOは所有済…。YMOはテクノ・ポップかな? でもYMOの「TOKIO」はディスコでよく耳にしました。

MJ、ABBAは大抵の方がご存じと思いますが、ノーランズの名前を聞いて、反応した方は、恐らく私と同年代でしょう。

シングル・コレクション
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Sony Music Direct

他にも、アラベスク、グロリア・ゲイナー、ドナ・サマー、ブロンディ、シックなど。

この様な名前を聞いても「ハッと」されるでしょう。

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ビクター エンタテイメント株式会社
軌跡!ザ・ベスト・オブ・ブロンディ
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ディスコ・ハウスでは、曲ごとに決められた踊り方がありました。

その当時、ディスコ音楽がブームとなって、往年のロック・グループもディスコ・サウンドを取り入れられました。

例えば、大御所のローリング・ストーンズでは「Miss you」、キッスでも「I Was Made For Lovin' You」、ロッド・スチュワート「I'm sexy」など。。。他にも数々。

ジャズ界でも、このディスコ・ビートを取り入れた楽曲もありました。


それにしても、今どきんな音楽を聴く人は、私ぐらいかと思いましたが、情勢を反映してかディスコ・ブームが少しずつ起きている様です。

こんなニュース記事もありました。高級ディスコ復活、狂騒再び DJ「大人もっと遊ぼう」

でも、これは1980年代後半からの「マハラジャ」のことなので、私の一世代後ですね。


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Western Electric のスピーカー・ケーブルを少し加工。~取り回し易くなりました~

2018-10-18 12:52:45 | ケーブル

ウェスタン(WE)のケーブルも使い始めてから、ほぼ1か月になり、ますます調子が出てきました。良い感じです。

 

今日は、このケーブルの端末を少し加工して、使い易くしました。

今迄の懸念点は、

 ①単線のため、アンプのSP端子に接続する時に、接続面積が少なくなるのが心配。

 ②単線のために若干固く、端子周りの取り回しが難しい。

 ③好みのアンプに交換する時に、接続のやり直しが面倒。

です。

この解決策として、

 ①、②に関しては、先端に撚線を継ぎ足しました。

 ③に関しては、バナナ・プラグを使いました。

継ぎ足した撚線は、ダイエイ電線のケーブルです。夫々12cmほど継ぎ足しました。

半田には、ケスター44を使いました。

バナナ・プラグには、手持ちのフルテックの物を使いました。音質劣化や色付けが無くて気に入っています。

このプラグは、6年位前に海外で購入したのですが、今は結構良い値段になってますね。 

 

実際に使ってみて、音の変化は、わかりませんでしたが、ケーブルの取り回しは良くなりました。

 

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ソニー製の古いAVアンプを修理して聴いてみました。

2018-10-16 15:34:08 | オーディオ

SONYの1991年頃のAVアンプ(TA-AV670)が押入れで眠っていたので、引っ張り出し、少し修理してから聴いてみました。

修理と言ってもメイン・ボリュームのガリ取りだけです。

当時、使用していてガリが大きくなり、治す技量も無く、新しいヤマハのアンプに買い替えたと思います。

今回、分解してボリュームの構造をよく見ると、アルプスのボリュームですが、なんと完全密封型ではなく、小さな穴が開いており、そこから摺動子が回転しているのが見えるのです。

こりゃ駄目ですね。外の埃等による経年劣化は避けられないです。

ボリュームのガリ取りには、サンハヤトの「接点クリーナー」を使用しました。

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小さな穴からスプレーした後、ボリュームを回します。これを何回も繰り返します。

しつこく10回以上は繰り返したと思います。なんとかガリが無くなりました。

今後の事も考え、この小さな穴はテープで塞いでおきました。

しかし、改めて機器の内部を見渡すと、贅沢な部品や構造です。今ではこの値段では作れないでしょう。(当時8万5千円) 

当時の仕様説明(気になる部分のみ抜粋):

ESアンプのテクノロジーを投入したドルビープロロジック&DSP搭載のAVアンプ。

フロント・センター・リア全てのパワーアンプ部にディスクリート構成を採用。

新開発のドルビープロロジックICを搭載。

無振動・無共振設計を追及するため、シャーシ構造にGシャーシを採用。

Gシャーシの素材は、大理石の主成分である炭酸カルシウムを不飽和ポリエステルに加え、グラスファイバーで強化して、音響的に検討した形状に一体成型、強固なシャーシ構造を実現。

また、非磁性・非金属性というメリットから、トランスやコンデンサーなどの磁界で誘発される電磁歪や渦電流発生が無く、音質劣化の減少にも成功。

電源部にはS.T.D.電源(Spontaneous Twin Drive)を採用。

この電源回路では、パワーアンプ部への整流回路をAクラス段用とパワー段用に分離しており、Aクラス段とパワー段の干渉を防いでいる。

パワーアンプ部には、音質を吟味したオーディオ用ケミコンや、非磁性絶縁塗料を塗布したオーディオ用抵抗を採用。

定格出力:85W+85W(フロント)

重量:15Kg


内部写真:

確かに、ESシリーズのトランス、ケミコンもニッケミで大きめです。12,000uF、5,600uF。

AVアンプだけあって、リア・パネルには、入出力端子が沢山並んでいます。どのように使ったら良いかわかりません。

取り敢えず、CDプレーヤーを繋ぎ、BOSE 901で鳴らしてみましたが、これが意外にも良い音でした。

粘りのある低域、良く伸びた高域。とても味のある滑らかな音です。


このアンプ、実は中古で売り飛ばしてしまおうと思っていましたが、勿体なく思えてきました。

最近の8万円クラスのアンプよりも良い音の様に感じます。

BOSE 901の様に、パワーが必要なスピーカーには合っていると思います。

そう言えば、BOSE 901を購入した初期は、DENON(当時、デンオンと呼んでました)の240W位の無帰還アンプで鳴らしていました。

これだったかな? PMA-790。兎に角、滅茶苦茶重かった事を覚えています(20kg)

こちらは、何年間か暫く使っていましたが、片chのパワートランジスターから煙が出ました。

このアンプはすでに廃棄済ですが、残しておき修理したら良かったかな?と今更ながら思います。

とにかく馬力のある音でした。


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TUNG-SOL 12SL7GTを同じタイプに交換。~やっぱり良い音~

2018-10-14 11:26:44 | 真空管アンプ

愛用のKT88 PP 真空管アンプの片chのみ調子が悪くなりました。

症状としては、ある程度時間が経つと、無音時に「ボソボソ、プツプツ」と音が聴こえる。再生時でも左chのみ歪っぽい。前回の交換が5月頃だったので、少し早いと思いながらも球を疑いました。

初段管12SL7を左右で交換してみたが、球に付いてくるので、この球に問題がある事は間違いなさそうです。

実は、この症状を悪化させないために、高発熱の6C33Cアンプを代打で登板させていたのです。

 

今回調達した12SL7GTは、それまでと同じTUNG-SOLのブラック・グラス、ラウンド・プレート、オーバル・マイカのタイプです。1本のみ購入。

なんと!箱付きで未使用、長期保管品の様です。 MADE IN USA

前回調達した物も箱付きだったのですが、箱の大きさが違い、今回の物はひと回り大きいです。理由不明。

ラウンド・プレートです。円柱プレート。

小判型マイカです。 この姿からすると、本物ですね。

 

長期保管、未使用品だったことも有り、交換後は、暫くは信号を入れないで、通電のみで様子を見ました。

途中で、一度だけ、小さく「ガサッ」と音がしたのですが、恐らく管の中の不純物が燃えたかでしょう。それからは異常が有りませんでした。

約5時間くらい通電し、様子を見てから、いざ音楽を聴いてみました。始めは音量小さ目で。

50年以上も寝ていた球を起こすのですから、いきなり衝撃を与えてはいけません。徐々に、徐々に。。。

出てきた音は、やっぱり良いですね。低音はふくよかで、高域も良く伸びています。音数も多いです。やっぱりコレです。

 

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トランジスタ技術10月号はオーディオ電子工作。~DAコンバータの興味深い記事あり~

2018-10-13 11:35:21 | DAC

トランジスタ技術の10月号に、DAコンバータ(DAC)の課題を指摘した興味深い記事が掲載されていたので、久々に購入しました。

トランジスタ技術 2018年 10 月号
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CQ出版

ここに書かれている「プリ・エコー」「ポスト・エコー」の存在は、私も5年位前?にデジタル・オーディオを熱心に勉強し、ES9018 DACを導入した頃に知っていましたが、今また、この様に取り上げられています。いまだに解決していないのですね。

(図は、ITmedia NEWSの過去記事から引用させて頂きました)


本来の波形の前に現れる波形を「プリ・エコー(予兆信号)」後ろに現れる波形を「ポスト・エコー」と呼びます。

特に問題なのは、プリ・エコー」です。これは自然界では発生しないエコーです

これが、「デジタルっぽい音」の要因のひとつの様で、デジタル・フィルターの宿命でもあります。

ESS製のES9018やES9038でも、このエコーを極力取り除こうと、技術が導入されているらしいです。

今回のトラ技で取り上げられているのは、FPGAで構成したデジタル・フィルタレスのマルチビット・DAコンバーターです。

特徴は、新しい補間アルゴリズムである「無限スプライン関数」をFPGAで実現できた事だそうです。

難解なので、詳しく知りたい方は、トランジスタ技術の10月号を読んでください。ここのp.45~に掲載されています。

尚、このキットの販売も予定されている様です。

また、11月号にはその設計データ一式が掲載されるそうです。

私はまだ購入していませんが、既に発売? 今日にでも買いに行こうかな。

 

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性懲りも無く、Black Beauty。

2018-10-08 10:57:16 | 真空管アンプ

あの音が忘れられなく、性懲りもなくブラック・ビューティ (SPRAGUE Black Beauty)を使いました!。

前回、絶縁破壊トラブルを起こして痛い目に遭ったにも係わらず、敢えて使うには、それなりの理由があります。その音質が魅力的なのです。

 

実は、あの事故以前に6C33Cアンプのカップリング・コンデンサに使おうと思い、購入した(オクで落とした)1.0uF/400Vが有ったのです。ボディが大きいです。重量もあります。

 

昨日までは、この時期にしては暑く異常な気候だったのですが、これからは、徐々に涼しくなり、そろそろFOXBAT 6C33Cの出番かなと思い改造に挑みました。

この6C33Cアンプは、とにかく発熱が半端なく大きいため、夏場の使用は厳しく、冬場専用としています。

 

まず、このBlackBeautyを使うにあたり、前回の教訓を生かし、事前に確認出来る事は一通り実施しました。

漏れ電流、絶縁性、容量チェック。

・容量チェック : テスターで確認。0.99uFで容量抜けは問題なさそうです。

・漏れ電流、絶縁性:テスターでの簡易チェック。抵抗無限大。

因みに、テスターは世界No.1、信頼のFLUKE製を使っています。これ一台あれば便利です。

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しかしながら、この確認だけでは不充分です。

実際に使用する電圧或いは耐圧近くの電圧を印加して、漏れ電流を確認する必要が有ります。

私は、アンプのB電圧320VとGND間に、470kΩ抵抗をコンデンサと直列に介して接続し、この抵抗の両端の電圧をモニターしました。

例えば、抵抗の両端に47Vが現れたら、47V/470kΩ=0.1mAの漏れ電流が発生した事になります。この時の絶縁抵抗は(320-47)/0.0001=2.73(MΩ)となります。

実際の確認結果は、0.044V~0.15V位だったので、問題なさそうです。

この僅かな漏れ、変動は、B電源のリップル等のDC電圧変動によるものと思われます。

約1時間通電くらいのモニターだったのですが、もっと長時間、さらに温度も掛けた方がより安心でしょう。 

とりあえず、初期確認では問題なさそうと言う事が確認できましたので、本来の使用場所に実装します。

使用箇所は、前段のプレート電圧と出力段グリッド間のカップリングとなるので、320V-(-50V)=370Vで、確認時の電圧より若干高いですが、まあ近似的に良しとしましょう。

出力管6C33Cソケット(白)の近くです。存在感があります。

  

音質は流石ですね、思った通りの音です。満足です!!! 音に元気が有り前に出てきます。

低音の押し出し感もバッチリ、音抜けも良くスカッと透き通った感じです。特に高域が綺麗に抜けてきます。音楽が生き生きとして弾み躍動感があります。

今でもBlackBeautyを探し求める人がいるのも頷けます。好きな人は嵌るでしょう。

このコンデンサーでなくては出せない音だと思います。

 

しかし、このコンデンサは、WestCapやVITAMIN Qなどの様にハーメチック・シールでは無く、樹脂モールドのため、湿度に弱く、経時変化で絶縁不良を起こす可能性をある事を覚悟して使わなくてはなりません。

今は、監視しながら使用しています。(汗;)

 

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BOSE 901 Ⅳ 専用アクティブ・イコライザーの改良。

2018-10-05 12:18:26 | スピーカー

空き部屋が確保出来たので、先日修理が完了したBOSE 901 Ⅳを引っ張り出して、本格的に鳴らして見ました。

ところが、専用アクティブ・イコライザーの低音をブーストして聴くと低音が歪みます。

特に、低音と高音がガンガン出る所謂ドンシャリのポップ系音楽の時によくわかります。

耳が肥えたためかも知れませんが、聴いてすぐにわかりました。

要するに、前回のデカップリング電解コンの追加、IC交換の対策だけでは解決していなかったのです。

 

そこで、思いつく所から、部品を交換してみました。

1)オペアンプ入力のカップリング・コンデンサ(10uF/25V)の交換。8箇所。

  結果---まだ歪んでいます。

2)オペアンプを交換。

  NE5532Pを使っていたのですが、オリジナルのRC4558Pと同系列のNJM4580Dに交換。

  結果---まだ歪んでいます。

3)プッシュスイッチに酸化が見られるので直結へ。

  結果---まだ歪んでいます。

4)整流回路の電解コンデンサの交換と容量アップ。470uF/25Vから2700uF/25へ。

  結果---まだ歪んでいます。

しばらく鳴らしこみますが、改善の気配なし。

現在の接続は、CDプレーヤー → 専用アクティブ・イコライザー → プリメイン・アンプ → スピーカーBOSE901となっています。

 

次に、上流ソース源のCDプレーヤーの出力を絞り( Variable出力側で調整)、聴いてみると歪は無くなります。

ここで、わかりました!!! (自分自身で気づくのが遅い!と嘆く。)

現役の頃だと、こんな事は直ぐに気付いたのに。。。最近では何だか機転、閃きが利かなくなりました。歳の重なりと共に自分の脳の衰えを情けなく感じます。

そう言えば、このスピーカーが活躍していた時代は、CDプレーヤーはまだ少なく、ソース源は、レコードやカセットデッキが主でだったのです。

例えば、カセットデッキと言えば、出力電圧はせいぜい0.67Vrms(max)(チューナーに合わせていたと思う)。対して、CDプレーヤーの出力は2.0Vrms(max)と決められています。

詳しくは、JEITAの規格表に記載があります。

 

 

この専用アクティブ・イコライザーは、通常のグライコでは代用が効かなく、低音と高音をかなり持ち上げている怪物イコライザーです。

恐らく、ピーク出力で波形がクリップしているのだろうと推察しました。

 

ここから、信号発生器とオシロスコープを使い、本格的に解析と実験を開始しました。

まず、このイコライザーの周波数とオーバーオール(最終段オペアンプ出力/初段オペアンプ入力電圧)での最大増幅率を測定します。

周波数を可変しながら、増幅率が最大となる周波数を見つけ出します。

測定の結果、

低域は37Hzで、その時の増幅率はLOW BOOST Max.で17倍(≒25dB)、

高域は14kHzで、その時の増幅率はHIGH BOOST Max.で35倍(≒31dB)

でした。

まさに、化け物イコライザーです!。

一方で、入力回路を辿ると、ナント! カップリングコンが有るだけで、直接初段のオペアンプに入力されています。

CDプレーヤー出力が2.0Vrmsと言う事は、peak-to-peakでは正弦波換算で2x2x√2≒5.7Vppになります。

実際の音楽を再生しながらオシロスコープでCD出力のピーク波形を観測しましたが、やはり5.7Vppの時があります。

この信号を入力した場合の出力電圧は、37Hzでは、単純計算で5.7Vpp x 17 ≒ 97Vppにもなります。

オペアンプの電源電圧が±15Vなので当然歪みますね。

14kHzでは、計算するまでもなく歪むことは明白です。

オペアンプのスペックでは最大出力電圧は、電源電圧±15Vの時、最大出力電圧±12Vとなっていますので、最大振幅で24V以下に抑える必要があります。

出力が可変できるCDプレーヤーならボリュームを絞れば良いのですが、可変出力を持たないプレーヤーもあります。

そこで、このイコライザーへの入力信号を抵抗分割で減衰させる事にしました。

直列100KΩと対GND10kΩの抵抗分割で入力信号を1/11に減衰させました。

変更後は、入力2Vrms時、LOW BOOST、HIGH BOOSTともMax状態でのオペアンプの出力は、

37Hzでは8.8Vpp、14kHzでは18.1Vppに抑える事が出来ました。

その結果、改造後はイコライザーのBOOSTをMAXにしても歪まなくなりました。

今回の解析でわかったのですが、オリジナルの状態でカセットデッキ再生(0.67Vrms出力)の場合でも、BOOST Max.では歪んでいた事になります。

成る程、このアクティブ・イコライザーは評判が良くない筈です。後継機は良いらしいです。

私自身も今回の改良後に聴いて、なんだか20数年前よりも音が良くなった(歪が無くなった)様な気もします。

 

もう一つ、各部の電圧をチェックしていて発見した事があります。

オペアンプの入力に挿入されている電解コンデンサの極性が間違っており、DC0.8V程度の逆電圧が掛る箇所がありますが、ここは交流も印加されるので、本来は無極性(ノンポーラ)が正しいでしょう。DC電圧が低いので、そのままでも良かったのですが、気持ち悪いので、BOSEオリジナルとは逆にさせて頂きました。

 

今は、BOSE 901 Ⅳが良い感じで鳴っています。 あくまで仮設置です。いずれ撤去が必要です。

今迄のハイファイ路線とは全く違い、まさにPA用とかサラウンド用の音で、ある意味で新鮮味を感じます。

低音は「ドスン、ドスン!」とバズーカ砲かキャノン砲の様で、部屋の床、壁が少し揺れます。

隣りの部屋とか外にもよく漏れるので、あまり大きな音では鳴らせません。BOSEの音は、部屋全体を鳴らすので音が良く通ります。

今は、慣らし運転中ですので、修復したエッジが馴染んでくるとさらに良い音で鳴ってくれることでしょう。

その後の行き場が検討事項です。 

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いにしえのWestern Electric スピーカー・ケーブルを使ってみました。

2018-09-24 13:08:27 | ケーブル

久々にケーブルに関する投稿です。

ケーブルは何かと電線病になり易いので熱くならない様に注意しなくてはなりません(笑)。

今回、以前から気になっていったWE(ウエスタン・エレクトリック)のスピーカー・ケーブルを購入してみました。

仕様としては、芯線は単線の銅線に黒エナメル、外皮はシルク(絹)の二重巻き、さらに綿布巻きで、1940年代~50年代に製造された伝説的な、マニアの間では神格化しているケーブルらしいです。

実は、先日、JBLのスピーカー端子を交換した理由も、このケーブルを使ってみたい為だったのです。

 

届いた商品がこちらです。

私のリスニング・ルームの場合、2mも有れば十分なので1.9mを4本。

太さはスピーカーから長さが3m以下の場合は18GAがお勧めと言うことでした。

先端の加工をして行きますが、これが結構大変でした。

最初、何も考えずに、ワイヤーストリッパーを使ったら、導線とも簡単に切れてしまいました。

気を取り直して、カッターナイフで丁寧に外皮だけを取り除いて行きました。

左側が外皮を一枚剥いたところ。

最外皮をもう少し詳しく撮影しました。

細い糸が並べられた帯。これが巻き付けられています。

この裏側、つまり表面に出る方(上の写真右)はツルんとしています。

この内側は絹(シルク)で覆われています。綺麗なシルクです。

剥がすときに二枚有りました。このシルクが正巻きと逆巻きとで二重になっていました。

 シルクを剥がしたところです。

黒エナメルが出てきました。これが有名なWEの「黒エナメル」ですね。

導通を取るためには、これを剥がす必要があります。ここも苦労しました。

最初に粗目の布ヤスリを使い、仕上げは細目の金属用ペーパーヤスリを使いました。

それでも剥がれない箇所は、カッターナイフの刃で優しく削り取りました。写真ではまだ少し黒い部分が残ってます。

これを4本分、計8か所、導体出しを行いました。結構、根気が要りました。

それにしても、この年代に此処まで手の込んだ細かい作業、製造が出来ていた事に驚きと加工技術に感動しました。マイスターが作った歴史上の芸術作品ですね。私はこんな部品、製品が好きです。

何故このような構造、材料を使ったのか、試行錯誤の結果だけでは無いと思うので、技術論理的根拠を知りたいものです。

考えらるのは、電磁誘導を避けるためでしょうか?PVC被覆は静電気を引き起こし帯電し易い?。マイナスかプラスかどちらかに帯電して、これが電子の流れに影響する?それならば帯電防止のPVCにすれば良い?そんな単純なものではないでしょうね。

ここに何やら参考になりそうな事が書いてあります。↓

http://energychord.com/children/energy/trans/tl/contents/tl_em.html


因みに、上の拡大写真は、マイクロスコープを使って撮影しました。役立ってます!

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先端の加工が終わったところで、スピーカーとアンプに繋いで、音を出して聴いてみました。

今まで使っていたダイエイ電線のケーブルよりもかなり細いので不安になりましたが、出音は、巷の噂どおり、今迄使ってきたの他のケーブルとはなんか違う音です。OFC、POCC、ベルデン、ダイエイとも違う。

何が違うかって、表現が難しいですが、高域はよく伸びいて、低域は締まりが有り、ダブつかない、音数情報量多く細かい音まで出る、全体的に帯域フラットで変な癖がなく、自然な表現力でいつまでも聴きたくなる様な音です。

でも、使い始めた今は、何かが足りません。

そうです、質感は良いのですが、量感が不足している様な気がします。

70年の眠りから覚めるには、ケーブルももう少しエージングが必要なのでしょう。

色々と音楽ソースと変えたり音量を上げたり下げたりしてじっくりと聴いてみると、音量が小さい時は、確かにボーカルなどはよく通って聞こえます。これは中域から高域にかけて特徴があるのでしょう。しかし、ある程度音量を大きくすると、フォルテの音の立ち上がり、応答性(レスポンス、トランジェント)の不満や、量感不足、押し出し不足を感じます。

これは、単線の欠点、ケーブルの太さに起因するものでしょうか?瞬間的に大電流を伝送するには無理がある?

さらに聴き込むと、音空間が広がり過ぎて、なんだか位相を間違えたような音で纏まりがありません。

やはり、鳴らし込みが必要なのでしょう。


毎日、鳴らし込んで、音の変化を観察していました。

私の耳で聴いても、日々の目まぐるしい変化がわかります。

低音が徐々に出る様になり、レスポンスも良くなって行きます。さらに高域も落ち着いてゆきます。中域は少し張り出してきて、ボーカルなんかは、本当に生々しくて目の前で歌っている様です。

鳴らし始めてから、延べ時間で大体50時間経過した頃から、定位も安定してきて音に纏まりが出てきました。

そこで、思ったのですが、音が落ち着いてくると、従来のダイエイ電線の時とさほど変わらないような気もします。耳が慣れてしまったのでしょうかね。

しかし、まだ伸びしろ、変化は有りそうです。焦らずまだまだ鳴らし込みを続けます。

 

今回をきっかけにWEの虜になりそうです。WE病に注意。

このWestern Electricの部品、製品は、とうの昔に製造終了品なので市場でも枯渇状態ですが、この製品、部品を崇拝する人は多いです。まさに、オーディオ界では世界遺産級のビンテージと言えるでしょう。 

 

最近、音楽をある程度の音量で鳴らし続けていると、部屋に妙な臭いが漂ってきます。これは最近アンティークなビンテージ品を買い集めているからでしょうか? ケーブルからも? 骨董品屋の様な古臭い匂いがします。フラシボでその様に脳が反応しているのでしょうかね?

 

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MQA CDを入手、試聴。 少し期待はしていましたが。。。

2018-09-21 13:50:06 | CDプレーヤー

先日、ブログに書きましたMQA CDなるものが手元に届きました。

注文したアルバムは、テレサ・テンの「オリジナル・ベスト・ヒット」です。

発売日が9月19日で昨日到着しました。

オリジナル・ベスト・ヒット
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ユニバーサル ミュージック

このアルバムをアナログ・レコードの中古で買うとなると、諭吉越えです。

(残念ながら、私の手元には有りません。)

 

※MQAーCDに興味のある方は、こちらに詳しい説明があります。

 

説明によると、通常のCDプレーヤーで聴いても従来よりも音は良いという事でしたので、早速、普通にCDプレーヤーで聴いてみました。

1曲目:「愛人」

んっ?何も変わらない!寧ろ音が大人しいかも。

なんだか、テレサ・テンの声が別人の様な声。元気がない。暗い感じ。声の線が細い。緊張気味。

いつも聴いているテレサ・テンでは無い様な。。。いつもはシングル盤のレコードで聴いています。

演奏と歌が一体化していない。作られた様な音。神経質な音。

2曲目:「乱されて」 音悪っ。。。 レンジが狭い。低音が出てない。どうしたんだろう。

    あとで、他のCDで同曲も聴きましたが、こんな感じでしたので、これがオリジナルでしょう。

3曲目以降は、1曲目と同じ感じ。

しかし、じっくりと聴くと、曲ごと微妙に音質が違う。これはベスト盤だから仕方ないか。

そこで、発売元のユニバーサル・ミュージックの説明書きを読んでみると、

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【MQA-CD】【UHQCD】【グリーン・カラー・レーベルコート】【スリムケース帯】【生産限定盤】
台湾が生んだ「アジアの歌姫」テレサ・テンの、トーラス・レコードからリリースされたベスト・アルバム。「つぐない」「愛人」など1980年代半ばの大ヒット曲のほか、ポリドール時代の代表曲も、本作のための録り下ろしを含めた新録ヴァージョンで収録。
(1986年発表/2018年マスター)

★オリジナル・アナログ・テープを基にした2018年最新DSDマスターを352.8kHz/24bitに変換して収録 (ハイレゾ未配信音源)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

とあります。

と言うことは、ポリドール時代の曲は、録り直した新録バージョン。なるほど、納得しました。


では、次に本命のMQAを聴いてみようと、再生方法を調べると、ここで大きな壁にブチ当たりました! 

今更ですが、私の調査不足、勉強不足でした

このまま、今の私のシステムでは再生出来ないことがわかりました。orz。。。

CDをリッピング後、foobar2000で再生出来ると思っていたのですが、その前提としてMQA対応のDDCかDACが必要なのです。

なんでも、データにMQA用コードが埋め込まれていて、専用DACでのみ解凍(折り紙を広げる)が可能だそうです。

商売上手!同時に専用DACも売る戦略だったのですね。多分そのDACのコーデックにはパテントも。

さらに調査を進めると、この専用DACのDDCにはXMOSを使っている事がわかりました。

私のDACもXMOSで受けているので、ドライバーを書き換えれば良いかなとも思ったのですが、それもXMOSの対応可能Ver.なども有り簡単ではなさそうです。

だからと言って、タイトル数も少なく今後の発展性が未知数の現状に、専用DAC、一番安いものがMeridian「Explorer 2」数万円、に投資をする価値があるかどうかも判らず、どうしたものかと、、、。悩んでいます。

 

それに今回のMQA CDをそのままCDプレーヤー再生した音とレコード再生の音を比べてみると、やはりレコードに軍配が上がります。

MQA再生にした場合の変化量がどの程度かは分かりませんが、過去のハイレゾ化の経験から、恐らく音が繊細になり、さらに骨の無い音になる事が想像されます。

少なくとも、これは私の好みの音ではありません。私は人間味のある血の通う生きた音が好きです。

そんな訳で、私的には、新たにDACに投資するよりは、従来通りオリジナルのレコードを買い求めたほうが良いかな?とも思います。

やはり、CDは終焉なのかな?

まあ、今どき、CDが売れているのは日本くらいと言われていますからね。

こんな記事もあります。

「音楽を所有する」時代の終焉:CDとダウンロードはいかに消滅したのか


今のところ、わが家のCD再生は、DAC ICをバージョンアップしたルボックスで満足しています。

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ロックレコード名盤・オリジナル版 ~ DEEP PURPLE編~

2018-09-12 13:03:20 | レコード

ディープ・パープルのオリジナル盤がある程度揃いましたので紹介します。

このグループも今年でデビュー50周年になるそうです。もうそんなに経つのですね。学生の時に狂った様によく聴きました。


第一期ディープ・パープル 1968年~69年

確かに、デビューアルバムの『SHADES OF DEEP PURPLE』のクレジットを見ると、1968年となっています。

このデビューアルバムは、ジャケットが2種類ありますが、おそらく上のジャケットがオリジナルでしょう。

スタートは、アメリカの"TEREGRAMMATION"と言う小さなレコード会社と契約し発売。この会社は後に倒産。ちなみに、オリジナル盤は、もともとの盤質が良くないです。

第一期ディープ・パープルのメンバーは、ジョン・ロード、リッチー・ブラックモア、イアン・ペイス、ニック・シンパー、ロッド・エバンスです。

音楽性は、プログレッシブ・ロックな感じで、ロックにクラシック、バロックを取り入れた感じです。なのにボーカルはビートルズ風? キーボードのジョン・ロードが主体の様に思います。

このアルバムに第一期の代表曲「HUSH」が収められています。

その他には、ビートルズの「HELP」、クリームの「I'M SO GLAD」、ジミ・ヘンで有名な「HEY JOE」を収録。

 

第二期ディープ・パープル 1969年~73年

 一番人気のあった時期ですね。黄金期です。私も夢中になって聴きました。とにかくスピード感がありカッコ良いです。

メンバーは説明不要と思いますが、リッチー・ブラックモア、ジョン・ロード、イアン・ギラン、イアン・ペイス、ロジャー・グローバーです。

私が持っているオリジナル盤は下の2枚です。UK盤。

「in Rock」は、EMIマーク無しのHarvestオリジナル盤です。

日本盤とは、音圧、音の厚みが違うのは勿論ですが、「SPEED KING」の演奏が日本盤とは違います。

オリジナル盤では、イントロの所で、遊び?メンバーのジャムが有り、それから聴き馴れた「SPEED KING」が始まります。

「MACHINE HEAD」以降は、PURPLEレーベルがオリジナル盤となります。ラベルが紫背景にPの白文字。

素晴らしい音の厚みです。これを聴いてしまうと、もう日本盤は聴けません。今まで何を聴いてきたんだろう?って感じです。

 

第三期ディープ・パープル 1973年~75年

イアン・ギランとロジャー・グローバーが抜け、代わりに、デイヴィッド・カヴァデール、グレン・ヒューズが入ります。

私の持っているオリジナル盤は、「BURN」と「STORMBRINGER」、それにライブ盤の「Made In Europe」です。UK盤。

デイヴィッド・カヴァデールの舐める様なコブシの効いたボーカルが良いですね。イアン・ギランとは違う魅力があります。

この期になって、ポップな感じが入ってきました。

「Mistreated」は、デイヴィッド・カヴァデールの名歌唱作と思います。

こちらはライブ盤。センターラベルにメンバーの顔の印刷の有る物が初版です。

スタジオ盤に比べて、ベース、ドラムスの音が太いです。

グレン・ヒューズのベースもなかなか聴きごたえがあります。評価が変わるでしょう。


やはりオリジナル盤は良いです!!!。

見つけた時に少しずつ買い集めて、ここまで揃いました。一旦、ディープ・パープルは、これ位で良いかな。

 

尚、CDでディープ・パープルを聴く場合は、デビュー50周年を記念して、デビュー作『ハッシュ』から『ナウ・ホワット?!』までの全スタジオ・アルバムから少なくとも1曲以上を選曲、時代順に曲が編成され、全40曲を収録した3枚組が発売されてますので、お得と思います。今聴いても新鮮です。

日本では今月9月26日発売の様ですが、海外では昨年の11月に既に発売されています。 

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