My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

MQA-CDへの期待。。。

2018-09-04 12:42:55 | CDプレーヤー

言い方悪く、エンジニアの方々の努力に大変失礼ですが、今迄、この手のCDに散々騙されてきました。

今回のMQA-CDはどうでしょうか。実は期待半分です。

音楽業界でのハード販売低迷の起爆剤となるのでしょうか? 

安室 奈美恵さんのDVD、CDのミリオンセラーのほうが余程救世主と思いますが(個人的意見)

 

(過去に聴いてきたCDの振り返りと私の評価)

ちょっと辛口になりますが。

①SHM --- 2007年登場

  ディスクの素材を透明度の高い液晶ポリマーに変えただけ。 

  エラー発生要因を排除するだけなので、読み取り精度の高いCDPでは何も変わらない。

  音質:変わらず

 

②PLUTINUM SHM CD --- 2013年登場

  反射膜に純プラチナを採用。こちらも読み取り精度向上のため。値段高い。

  読み取り精度の高いCDPでは何も変わらない。反射率低いため、CDPによっては読み込めない時がある。

  音質:変わらず 

 

③XRCD24 --- 1996年登場

  マスタリング、カッティング、スタンパーまで機器、音質に拘った。

  ビクターのK2テクノロジーが導入されている。

  音質:多少良くなりました

 

④HDCD --- 1996年頃 登場? 写真は所有しているEU盤です。

  技術的にはかなり難しそう。A/D変換の回路技術、アーキテクチャーが革新的。

  隠しコードがあり、HDCDデコーダーを有した装置で再生するとHDCDと表示されるとの事(初めて知りました)

  Foobar2000でも出来るという事なので挑戦してみたいと思います。

  音質:普通に再生しても音質良いです    

 

⑤Blu-Spec CD --- 2008年に登場

  ブルーレイディスクのカッティング技術と素材を使ったもの。

  青紫色半導体レーザーをカッティングに使用、ピットのエッジが立っており、ジッターが発生しにくい。

  音質:多少良くなった

 

⑥Blu-Spec CD2 --- 2012年登場

  Blu-Spec CDから更にマスタースタンパーのカッティング方法、素材にも拘った。

  音質:良くなった。巷の噂ではリマスタリングしているのではと。

 

⑦その他にも蒸着膜に金を使用した24k GOLD CD等もあると思いますが、これくらいで。

  24k Gold  "the well / Jennifer Warens"  金は貴重。

 

私の今迄の経験では、素材どうのこうの言っても、それは読み取り能力・精度の高いCDプレーヤーで再生する分には何も変わらない。

それよりも寧ろ、リマスター、マスタリング、マスターカッティングの良し悪しが最も音質に影響すると思います。

また、古い音源のリマスターの場合は、マスター音源、マスターテープが何かによっても違います。オリジナルに近いほど良いのは言うまでもないです。

なので、今回のMQAの場合も、私はオリジナルマスターテープを元に2018年リマスターしたアルバムを選びました。

単純に、MQAと今迄のCDの本質的な差を比較するのであれば、同じ音源を使ったものが良いでしょう。

コメント
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