My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

音の立体感とは。

2018-09-03 13:45:52 | オーディオ

音の立体感とは、どういう事から生まれてくるのか自分なりに考えてみました。

音の「立体感」は、「臨場感」、「音が前後左右に広がる」とも表現されます。

例えるなら、いつものリスニングポジションで聴いた時に、自分が恰もスタジオ、ステージ客席の中央に座り、音に包み込まれる様な感じになると言う事でしょうか。

この状況を再現するために、オーディオ業界では、過去に幾度も新たな技術が試されました。

後方の反響音を加えた4チャンネルステレオ、ドルビー・サラウンド・システム等々。

しかし、今となっては、2chステレオ再生が一般的です。モノ→ステレオになってから何年経つのでしょう。50年以上? 

それだけステレオ再生は確立された技術で世間に受け入れられ、ハイファイ・オーディオのスタンダードとなっています。

では、何故4chステレオやサラウンドが主流とは成り得なかったのでしょうか。

システムの煩雑さ(機材が沢山必要)?、セッティングの難しさ、住宅事情?、2chで充分、必要性を感じない?、規格の乱立?。。。。所詮人の耳が2つだから(笑)? まあ、様々な要因があったから市場から消えたのでしょう。

しかし、映画鑑賞の場面では、ドルビー・サラウンドが主流ですよね。

私も新宿のTOHOシネマでジェラシック・ワールドを見た時は3D画像と相まって臨場感の凄さに感動しました。

 

私個人の考えでは、音楽を聴く場合は、音の出口を増やし、疑似的に反響音を後方から出力したりしなくても、音数、音の密度を増やすことでも立体感を出す事は可能ではないかと思います

これは液晶TVでも同じ事が言えます。

TV業界も一時期左右の目の視差を利用した3Dが話題になりましたが、いまや聞かなくなりました。

ちなみに、耳は左右で距離感や音の発する方向を認識します。

液晶テレビは、FHD→4K2K→8K4Kと高解像度化が目覚しく進んでいます。

私は4KTVしか見たことがありませんが、FHDと比較すると確かに奥行き感が出て自然な感じです。これだと3Dは必要ないと感じました。

要するに、ハイレゾルーション化が進むと画像も立体的になる。これは音でも同じ事が言えるのではと思います。

デジタル音源は今後もさらにハイレゾ化が加速するのでしょうか?楽しみですが、データ量が半端なく増えますね。ここがデジタルの欠点です。データを圧縮とか何か抑える技術革新が必要です。

画像の場合ですと、一度メモリーに保存し前後のデータを比較して変化があった部分のみ書き換えるといった技術がありますが、音楽データは常に変化するので、そんな訳にはゆきませんね。

ところで、最近、MQA-CDなるものがユニバーサルミュージックから発売されていますが、記事を読むと音質が良さそうです。麻倉怜士さんも絶賛です。

私も興味があり、期待を込めて早速手配しました。楽しみです。

サンプラーであれば、¥1,080で手に入る様です。

但し、生産限定品のため、興味ある方は早めに予約注文したほうが良さそうです。

 

これがハイレゾCDだ! クラシックで聴き比べる体験サンプラー
←Amazonに移動が出来ます。
ユニバーサル ミュージック


ただし、私はダイレクトにMQA再生出来る装置を持っていないので、取り敢えず普通のCDプレーヤーで聴いてみます。普通にCDで聴いても音が良いと言われています。

その後、Foobar2000でもドライバをダウンロードすれば、再生が出来そうなので挑戦してみようと思います。

また、レポートします。

 

コメント
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