こんのf歯科 院長こんのです
今日は3ヶ月に1度の院内メンテナンスの日。
ダスキンさんがきてくれて、スミからスミまで丁寧にお掃除してくれます。
最後はワックスで仕上げてピカピカです。
やはりきれいなところで仕事をすると気分も違いますよね!
さて歯のメンテナンスも3ヶ月に一度は行いましょう。
「そんなにしょっちゅうしなきゃだめなの?」
「前に通っていたところでは半年に一度歯石をとったようがいいと言われたけど?」
よく聞かれます。
どんなに頑張ってもお口の中は無菌にはなりません。
皮膚や腸内と同じ、常在菌が必ず住んでいます。
その中で悪玉菌とも呼べる歯周病菌は、嫌気性菌といって酸素を嫌う菌の仲間に分類されます。
3ヶ月に一度、歯のクリーニングと歯周ポケットの洗浄を行うと、
この酸素を嫌う菌の塊が剥がされて善玉菌の割合が多くなります。
3ヶ月に一度の歯のメンテナンスはこの「常在菌のバランスコントロール」
歯石が付着するということはすでに悪玉菌が増殖してしまった後で、歯石を取る=「悪くなってから治す」ことになってしまいます。
これはあくまでも治療であり、予防の概念としては不十分というわけなのです。